1位はリリー・フランキーさん 鈴木おさむが思うスマートな男のとてつもない知性 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

1位はリリー・フランキーさん 鈴木おさむが思うスマートな男のとてつもない知性

連載「1970年生まれの団ジュニたちへ」

このエントリーをはてなブックマークに追加
鈴木おさむdot.#鈴木おさむ
リリー・フランキーさん(c)朝日新聞社

リリー・フランキーさん(c)朝日新聞社

放送作家の鈴木おさむさん

放送作家の鈴木おさむさん

 そうしたらいきなり、リリーさんからショートメールが来まして、そこには「取り返しのつかないことは美しいです」と書いてあった。その言葉でかなり励まされたし、とてつもなく格好いい。スマートだな~と思った。リリーさん、今、東京FMで毎週ラジオをやっているのだが、くだらないことばっかり言ってると思いきや、時折、とてつもない知性を放り込んでくる。スマートだ。

 で、話がかなり変わりますが、先日、とあるラーメン屋さんに行きました。当然、店員さんは全員マスクしています。僕がラーメンを頼み、僕の前に運んでくれた女性店員さん。おそらく僕より年上の方だろう。とても丁寧な接客をしてくれる方だったのですが、その方、両手でラーメンを持ったまま、丁寧にそのラーメンの説明をしてくれたのだ。

 ありがたい。ありがたいのだが、その方の口元からラーメンは30センチも離れていない。マスクはしてますよ。マスクをしている。だけどね、おそらくあの女性の方は、マスクが100%カットをすると信じているのだろう。だけどそうではない場合もあるわけで。そんな情報も紹介されているし。

 ラーメンをおいしくいただきながら、僕はあの店員さんになんか言ってあげることはできないのか?と本気で考えていた。「店員さん、マスクは100%カットしないかもですよ」とかわざわざ言うのもな~と思ったけど、あの人は丁寧ゆえに、同じことをまたしてしまうかもしれない。僕と同じ気持ちになる人は少なくないかもしれないと。

 だからこそ、あの人を傷つけずに、スマートに言うことはできなかったのか??そんなことを反省しながら、スマートになりたいと思う48歳のおじさんだった。

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中。10/31スタートのテレビ朝日系ドラマ「先生を消す方程式。」の脚本を担当。


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

鈴木おさむ

鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中。10/31スタートのテレビ朝日系ドラマ「先生を消す方程式。」の脚本を担当。

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい