室内でエベレスト“疑似登山” 記者が25時間かけて登ってみた#コロナとどう暮らす (1/5) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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室内でエベレスト“疑似登山” 記者が25時間かけて登ってみた#コロナとどう暮らす

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井上啓太dot.#新型コロナウイルス
記者(26)がエベレスト疑似登山に挑戦。その結果は――。

記者(26)がエベレスト疑似登山に挑戦。その結果は――。

ベルトコンベアーのように上から次々と新しい階段が流れてくる「クライムミル」。コンベアーの速さは調整が可能だ。上部についているモニターには、昇った段数や消費カロリーが表示されるほか、イヤホンをつければYouTubeやテレビを視聴することもできる

ベルトコンベアーのように上から次々と新しい階段が流れてくる「クライムミル」。コンベアーの速さは調整が可能だ。上部についているモニターには、昇った段数や消費カロリーが表示されるほか、イヤホンをつければYouTubeやテレビを視聴することもできる

 コロナ禍による不要不急の外出自粛に加え、インターハイや甲子園などの学生スポーツの大会なども相次いで中止となった。プロスポーツは感染防止の対策をおこないながら再開にこぎつけたものの、アマチュアの大会は、いまも再開の目途がたっていないものがほとんどだ。市民の「生涯スポーツ」においては、大会がないことで、「目標」を失っている人が多いのではないだろうか。

【写真】“疑似登山”に使用した「仮想エベレスト」がこちら

 マラソンが趣味の記者(26)もその一人だ。秋からシーズンを迎えるマラソン大会は軒並み中止が決まっている。大会という目標がない今、運動するモチベーションを保つことに難しさを感じている。

 だが、「コロナ禍でもやれる」ことに挑戦する動きは、これまでにたくさん出てきた。例えば、サッカー選手たちは、室内でできる「リフティングチャレンジ」と題した動画をあげている。YouTube上では、室内でできる有酸素運動の動画が再生数を伸ばしているようだ。登山家の三浦雄一郎さん(87)は、1カ月続ければ、エベレストの頂上(標高8848メートル)に到達したのと同じ程度の運動量になるよう設計したトレーニング内容を4月にウェブサイトで公開して話題となった。

 記者もコロナ禍に挑戦できることはないのか。そんなとき、YouTubeで面白い動画を見つけた。タイトルは「階段でエベレスト8848メートル登ってみた」。なんとトレーニングジムの機器でひたすら階段を昇り、エベレストの高さを目指すというものだ。実際に登頂した坂本真一さん(40)に話を聞くと、「ぜひ記者さんもやってみてください」との誘いをいただいた。目標を見失っていた記者が、「ちょっと面白いかも」という軽い気持ちで挑戦した結果は――。

*  *  *
 7月下旬、記者はJR南浦和駅(さいたま市)からほど近い、24時間制フィットネスジム「AC FITNESS 南浦和店」を訪れた。時刻は午前8時過ぎ。出勤前にトレーニングをしていた人たちは引き上げている時間帯だ。トレーニング機器が並んだフロアに、人影はない。早速着替えた記者は、今回の“疑似エベレスト登山”に使用する機器の前に立った。


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