■フジ山崎アナとの夫婦関係が良好だから

 モノマネが上手で身体能力も高く、字も綺麗。その引き出しの多さは驚いてしまうが、加えて、「あの女優も最近、おばたのお兄さんにハマっているようです」と語るのは女性週刊誌の芸能担当記者だ。

「加工アプリを使って小学生『コータ』に扮し、小学生のあるある的なネタを披露するシリーズがあるのですが、広末涼子が『癒やされる』と、このシリーズがお気に入りだと音楽番組で明かしていたのです。おばたの場合、小栗旬のモノマネでブレイクするも、一発屋で終わりそうな雰囲気がありました。しかし、コロナの自粛期間中、頻繁にクオリティの高いネタを上げ、評価が上がりました。視聴者が抱く『そろそろ消えそう』という予感を払拭できるどころか、おばたのインスタグラムの面白さや多彩さがより伝われば、新しい形でブレイクということもあるかもしれません」

 TVウォッチャーの中村裕一氏は、おばたのお兄さんの今後について次のように考察する。

「彼の場合、さらに精度の増したモノマネをお披露目しただけでなく、グリーンバックを駆使した『おばたのお兄さんそっち行きます!』という新企画を立ち上げるなど、生来の研究熱心さがうかがえます。また、これはあくまで想像ですが、プライベートでは山崎アナとの夫婦関係が順調なのではないでしょうか。家庭が落ち着いていると安心して芸を磨くことが出来るし、テレビ局の社員である妻に迷惑をかけるような乱暴で下品なネタを避けることで、自ずと好感度もアップしていく。とはいえ、やはり芸人である以上、小栗旬以外にここらでもう1つ大きな鉄板ネタを編み出したいところ。例えば、今なら窪田正孝に似ているそのルックスを存分に活かし、現在再放送中のNHK朝の連続テレビ小説『エール』ネタを仕込む絶好のチャンスではないでしょうか。ドラマ再開の折にはぜひとも珠玉の『エール』モノマネを見せて欲しいですね」

 妻の山崎アナもたびたび登場するおばたのインスタグラム。その仲良し夫婦ぶりは知られている。さらに才能が評価され、一気に好感度がアップということもあり得るかも!?(丸山ひろし)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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