多才だったおばたのお兄さん(C)朝日新聞社
多才だったおばたのお兄さん(C)朝日新聞社
136万回再生されたリモート学習ネタ。旬なネタが豊富なインスタ動画(おばたのお兄さん公式インスタグラムより)
136万回再生されたリモート学習ネタ。旬なネタが豊富なインスタ動画(おばたのお兄さん公式インスタグラムより)

 新型コロナウイルスの感染拡大で外出を控える動きが広がったことをきっかけに、家で楽しめるエンターテイメントが定着されつつある。YouTubeなど動画配信サイトと並んで、お笑い芸人のSNSをチェックする人も多くなっているようだ。テレビでは見られない斬新さや面白さを堪能できるのが、お笑い芸人たちのSNSの魅力。YouTubeなどと違い、自分のSNSフィード上で短時間にチェックできるので使い勝手もいい。

【写真】136万回再生おばたのお兄さんのちびまる子ちゃんネタ

 今では「インスタグラムがキッカケでハマった」というケースも少なくない中、SNS発信で意外と評価が高まっているがおばたのお兄さんだ。

「フジテレビの山崎アナの夫で、小栗旬のモノマネをする人というイメージが強いおばたですが、自身のインスタでは様々なモノマネ動画を公開しています。しかも、どれも結構似ているんです。4月にはアニメ映画『千と千尋の神隠し』の釜爺のモノマネを披露。『お家にあるもので、千と千尋の神隠しの釜爺』というコメントとともに、引き出しのある小さな木箱などを使い、エアロバイクのペダルを回しながら『手ぇ出すならしまいまでやれ!』とセリフまで忠実に再現。SNS上では、『発想凄い』『最近1番笑った』など称賛の声が集まっていました」(テレビ情報誌の編集者)。

 5月には「ちびまる子ちゃんのクラスでも、リモート学習が始まるみたいです。とりあえず先に男子達が集まりました」と、アニメに登場する花輪くん、丸尾くん、永沢くん、藤木くん、山田くんの5人がリモートで会話している様子を1人でモノマネ。クオリティの高さはもちろん、着眼点や発想の素晴らしさに「感動した」「特徴つかんでて、何回も見ました」と絶賛されていた。

 そんなおばただが、自身のインスタではモノマネ以外の動画も公開し、多彩な才能を発揮している。6月10日に更新された自身のインスタグラムでは「副業忍者なんじゃ」と題し、華麗にバク転やバク宙を決めるアクロバットを披露。6月18日には、「小栗旬さんが文房具のCMをしたら」として、小栗旬のモノマネをしながら筆ペンで文字を書く動画を投稿したのだが、コメント欄には「字の上手さにビックリしてる」と、その達筆さが注目を浴びていた。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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その引き出しの多さに有名女優も大ハマり