2015年


平沢大河(ロッテ)
規定打席到達:未到達(現役)
通算成績:236試合 108安打7本塁打46打点9盗塁 打率.197

オコエ瑠偉(楽天
規定打席到達:未到達(現役)
通算成績:188試合103安打9本塁打38打点16盗塁 打率.219

2016年
該当者なし

2017年
清宮幸太郎(日本ハム
規定打席到達:未到達(現役)
通算成績:142試合 85安打15本塁打54打点0盗塁 打率.198

中村奨成(広島)
規定打席到達:未到達(現役)
通算成績:一軍出場なし

村上宗隆ヤクルト
規定打席到達:2年目
通算成績:160試合 134安打40本塁打111打点5盗塁 打率.238

安田尚憲(ロッテ
規定打席到達:未到達(現役)
通算成績:24試合 9安打1本塁打7打点0盗塁 打率.125

2018年
根尾昂(中日
規定打席到達:未到達(現役)
通算成績:2試合 0安打0本塁打0打点0盗塁 打率.000

藤原恭大(ロッテ)
規定打席到達:未到達(現役)
通算成績:6試合 2安打0本塁打2打点0盗塁 打率.105

小園海斗(広島)
規定打席到達:未到達(現役)
通算成績:58試合 40安打4本塁打16打点1盗塁 打率.213

太田椋(オリックス
規定打席到達:未到達(現役)
通算成績:6試合 0安打0本塁打0打点0盗塁 打率.000

 直近の5年間に入団した選手を除く12人のうち8人が規定打席に到達している。つまりレギュラーになっている確率で言えば66.7%。ドラフトで入団した選手も打率と同様に3割当たれば御の字という中で、この数字は非常に高いと言えるだろう。また今宮、筒香、山田、森、岡本の5人については日本代表クラスであり、期待通りにチームの看板を背負って立つ選手となっている。

 次に規定打席に到達するまでの年数だが、到達した9人の平均を出したところ4.7年という数字となった。まだ到達していない選手もおり明確な数字はだせないが、大体レギュラーを獲得するまでには5年程度を要すると考えられる。これを早いと見るか遅いと見るかは意見が分かれそうだが、大学卒1年目の野手がレギュラーを獲得する確率が決して高くないということを考えると、高校卒ドラフト1位の方が若い年齢で主力となっているということになりそうだ。

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チーム事情で抜擢が遅れることも…