収入面に関しては、退所になるのでもちろん今までのジャニーズからのものは無くなりますし。そこも、僕が3月からある程度準備していた戦略だったりとか、人脈の中での「こういうことができそう」「ああいうことができそう」というのは、退所がいきなり早まってしまったので、準備万全とまではいかないんですけれども、自分の中のビジョンというかやりたいことというのはある程度固まってはいたので、当面、ある程度は大丈夫なんじゃないかなと。

 ただ今後、夢に向かって、いろんなやりたいことっていうのがここではまだ完全に具現化できていない以上、発表できることに限界はあるんですけれども。そういうものが、夢が一つ一つかなっていけば、家族に対して不自由させるっていうのはないんじゃないのかなと思っています。

――メンバーは退所を納得している?

 3月にメンバーに話をして、その前に、ジャニーズ事務所のチーフマネージャーと、その上のテレビとかを仕切っている方には伝えてあったんですね。そのあとにメンバーに伝えました。

 で、次は、ジャニーズ事務所の現社長の(藤島)ジュリー(景子)さんに話をしにいくと。で、そこでの反応を見て。ジュリーさんにも色々考えられることってあると思いますので、話をして、そこできっとある程度、NEWSはどうするのかだったりとか、ジャニーズ事務所からの退所日も含めてどうするのかっていう返答があるんじゃないかと。でその後に、また返ってきたボールを持ってメンバーやレコード会社との会議に行くんだろうなと僕は思ってたんですけど、コロナウイルスの影響もあって事務所内でバタバタしたというのもあって、社長との話し合いがかなわなかったんです。

 で、かなわない中で、世間が言うステイホーム破り、手越キャバクラという報道をみて、その直後から、弁護士を入れての話し合いになってしまったので、そこから先メンバーに話せなくなってしまったんですね。もっとスムーズに社長に話に行けて、そこからリターンがあって、この先メンバーともさらに話し合いを深めていく、というふうになっていれば、たぶん3月末とか4月頭の段階ではメンバーともいろいろ話せたと思うんですけど、なかなかその事務所のお偉いさんクラスの後に、社長との話し合いになれなかったんですよ。

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弁護士を入れて話し合いましょうと、ジャニーズ側から