なので、今後、簡単ではないと思いますが、人生一度きり、いつ死ぬかわからないからこそ、今死んでもいい満足できる人生を歩もうというのが僕のモットーなので。一つでも多くのことをチャレンジできたら、していきたいと思いますので。そのためには応援してくださっているファンだったり、今日来てくださっているメディアの方々だったり、今このYouTubeを見てくださっているたくさんの方々の協力が必要になってきますので、知恵だったりパワーを僕が借りながら、自分の野望、大きなチャレンジを続けていきたいと思って、今回の手越祐也の退所ということになった次第でございます。

 これでよろしいでしょうか。ここからは今までの流れを皆さんには伝えられたと思いますので、最初にリリースでさせていただいた通り、質疑応答のコーナーに移らせていただいて。基本的には何でも話そうと思いますので、何でも聞いてくださればいいと思いますので、よろしくお願い致します。

(以下、質疑応答に。高野隆弁護士も交えて2人が記者の質問に答える)

以下、一問一答

――事務所が作ったルールをなぜ破ったのかがわからない。どうして?

手越:事務所に対してのルールというのは何に対してのルールですか?

――世間がコロナで自粛生活をしているなかで、飲みに行ってはいけないというルールがありますよね。それをあなたは2回も破った。そこを聞きたい。

手越:はい。それに関しては、事務所のルールというのはわからないですけど、今は不要不急の外出をしてはいけないというのはあったにはあったんですけれども。僕からしたら今、コロナウイルスのパンデミックのせいで、NEWSだったりイッテQっていう番組でなかなか仕事ができていないなかで、事務所にはいろんなツアーがずれこんでしまう3月の段階で、その時にはいろいろな活動ができていたので、3月の段階で退所をしたいというのを申し出てしまったので。そこから先、事務所は僕といつ退所をするのか、契約満了を待つのか、ということへのリターンが正直なかったんです。

 なので、ある意味退所ということを話してしまった以上、今月(で契約終了)と言われるかもしれない、来月と言われるかもしれない。そこは僕としても覚悟していました。なので、自分自身がいきなり今月末、外出禁止と言われているなかで、「どこにも行くな」「仕事を決めるな」で、「今月末で退所」というのを仮に突き付けられた場合、準備を少しでもしておかないと。

 やはり僕の15歳からやっているこの17、18年間この仕事しかしていないというのは、ここから飛び出すというのは、ポジティブな僕であれ、やはりそれ相応の恐怖感があったんですね。その先に僕に対して協力してくださる方々とのコミュニケーションは、急がないといけないなと判断して、外出をしました。

 もちろん事務所のルールもわかるし、いろんな方がチャリティーをやっているというのもわかりました。

 ただ僕としてはやっぱり、僕自身の第二の人生であり、いろんな今までお世話になった最高の場所を旅立っていくという決断は、そう簡単に1日2日でした決断ではないし、そのための準備というのを徹底的にやっていかないと、「手越落ちたな」と思われるのも嫌だし。

 やはり自分の夢をかなえるものに対しては、世間は「不要不急」と言うかもしれないですけど、僕としてはですよ。これは僕の判断です。一切事務所を責めるつもりもないですし、事務所に対して許可をもらったとかではなく、僕としては「不要不急(の外出)ではない」でした。早くいろいろなことを決めないといけないなという焦りもあったというのが正直なところです。

(AERAdot.編集部/井上啓太)

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