そしてボランティアですね。大手の事務所にいると、あそこに行きたいなというのが、東日本大震災から10年がまもなくたちますけど、今の現状を伝えるものというのは、身軽なフットワークと個人のメディアというのがないとなかなか広まるのって難しいのが現状。

 僕はもちろんテレビを否定するわけではないし、インターネットを否定するわけではないんですけど。やはりテレビを見ていて思うのは、本当に困った人とか、本当につらい人、伝えなきゃいけないことってたくさんあると思うんですけど、目の前の芸能人のなんとなくのスキャンダルだったり、そういうものが報道されがちですが、僕が今回、この自粛期間中にいろんなボランティアに触れてみて、日本人の5、6人に1人の子どもが満足にご飯を食べられていないという現状とか、ボランティアの方々自身も、コロナウイルスによって自分の店の売り上げが削られているなかで、無償でボランティアで子どもを助けるという人たちをたくさん見て。そういうものを本来伝えるというのが僕ら芸能人であり、メディアだったり、影響力のある人がやらなきゃいけないことなのかなって今回、熱くそういう思いに賛同したので。

 今後、僕が個人のTwitterだったりInstagramだったり、YouTubeだったりというものを個人のメディアを持ったなかで、本当に困った人たち、助けなきゃいけない人たちがこれだけいるんだよと。だから若い力で、僕が先頭になって引っ張っていくから、農業だったりを助けていこうよというものを今後、自分がリーダーシップになって発信して。若い人たちの力ってすごいと思うので。街をクリーンにとかもそうだし、ボランティアもそうだし、そういうのは今後も自分がどれだけチャレンジを続けて、どれだけ歳を重ねても、どんどん自分がメディアになって伝えていきたいなというのを、この自粛中にボランティアに参加してみて思いました。

 そして僕自身が世界進出というか、世界に対してという思いが昔から強いので、Twitter、Instagramもそうですけど、中国の微博(Weibo)のほうも活用しながら、中国だったり、その先には世界ナンバーワンのアメリカも攻めていきたいなと、チャレンジしていきたいなと思っているので。ここ1、2カ月は、アメリカに強いハブがある人と、ズームで打ち合わせしたりとか、ロスとかニューヨークとかも非常に大変な状況なので、そちらの方々とZOOM会議を進めたりとかを進めてまいりました。

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人生一度きり、いつ死ぬかわからない