米倉涼子の事務所独立で「ドクターX」復帰説が浮上 重くのしかかるコロナ不況の「ギャラ事情」 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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米倉涼子の事務所独立で「ドクターX」復帰説が浮上 重くのしかかるコロナ不況の「ギャラ事情」

伊藤茂dot.
独立して新境地を開けるか。(C)朝日新聞社

独立して新境地を開けるか。(C)朝日新聞社

 最近では、米倉の代表作ともいえる人気ドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」シリーズ(テレ朝系)の続編の話もメディアで取り上げられ始めた。これまで同ドラマの続編が制作されなかったのは、米倉自身が役のイメージが固定することを敬遠していたからだとも報じられてきた。だが、事務所を独立したことで、“潮目”が変わってきたとの見方もある。

「『ドクターXシリーズ』の大ヒットは、当然ながら主演の米倉さんあってこそ。他方で、長年築き上げてきたテレ朝とオスカーとのパイプも無視できません。同作品には“企画協力”として古賀会長の名前もクレジットされています。“円満退社”だからこそ、続編の話も浮上するわけです」(同前)

 新たな門出を迎えた米倉だが、すべてが順風満帆、前途洋々とはいかないかもしれない。

 別の芸能事務所のマネジャーはその懸念をこう話す。

「米倉さんは、ブロードウェイミュージカルで3度の主演を務めていることからも分かるように、もともと海外志向が強いタイプ。独立したからには、海外の仕事により積極的にチャレンジするとみられていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で海外への渡航すら難しい状況になってしまった。一言でいえば、独立のタイミングが悪すぎました」

 さらに、前出の元社員もこう追随する。

「新型コロナの影響でエンタメ業界やCM業界、メディア業界も不況になり、いくら人気があってもギャラ単価の高い女優に気軽には仕事を頼みづらい状況です。女優の“格”として上位の米倉さんはそこがネックになる。米倉さんはストイックな努力家で、派手な豪遊もせず、私生活は意外と地味な方です。だからそれなりの貯蓄はあるでしょうが、自由な活動を求めて独立したはずなのに、逆に仕事を選んでばかりもいられない状況になってしまったのは皮肉なものです」

 こうした状況を察知してか、業界内からは「いまさら『ドクターX』の話が出るのは台所事情が厳しいからなのか」などの声も聞こえてくる。

 とはいえ、米倉が日本でトップクラスの女優であることには変わりない。「私、失敗しないので」と大門未知子ばりの強気の姿勢を貫き、これからも国内外で活躍する米倉の姿を見せてほしいものだ。(伊藤茂)


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