とはいえ、今回の再放送による視聴者の反響の大きさを受けて諦めきれないのが、同ドラマを放送する日本テレビだという。主演の仲間に負担をかけず、かつ過去の人気俳優たちも登場できる形での“復活”をもくろんでいるというのだ。同局の局員はこう明かす。

「ウチの局は最近ドラマが苦戦傾向にあり、再放送とはいえ今回の『ごくせん』の盛り上がりは久々の明るいニュース。『このまま終わらせるのは惜しい』という声が局内にも多く、『続編が無理だとしたら特番なら何とかならないか？』ということで、ヤンクミが校長先生になるという体で、主演の仲間さんをはじめ、過去のシリーズの出演者を集めた“同窓会”特番の企画が水面下で練られているようです。もっとも、仲間さんサイドがOKすればの話ですけどね」

　再放送で久々に脚光を浴びている『ごくせん』。校長となったヤンクミから「いいか、お前ら、よーく聞け」との名台詞が聞ける日が来るかもしれない。（伊藤茂）