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目に見えない“貢献”も! 「主力じゃないけど不可欠な選手」ベストナイン【パ・リーグ編】

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西尾典文dot.
日本ハムの杉谷拳士 (c)朝日新聞社

日本ハムの杉谷拳士 (c)朝日新聞社

 捕手は基準を満たす候補が多かったが、戦力となっている期間の長さから山崎を選んだ。プロ在籍20年はパ・リーグでは内川聖一(ソフトバンク)と並んでトップタイである。報徳学園時代から高い守備力と強肩には定評があり、ソフトバンクで2番手捕手の地位を築くと、2013年オフにはFAで地元のオリックスに移籍。ここ数年は若月健矢の台頭もあって出場機会は減少傾向にあるが、安定した守備は首脳陣の信頼も厚い。

 内野の4人は全員が全てのポジションを守れる選手が揃った。ユーティリティという意味で筆頭格は杉谷になるだろう。高校時代はショートだったが、プロでは内野、外野全てを守る器用さと更にスイッチヒッターという希少性を生かして戦力となっている。昨年5月には1試合で左右両打席ホームランという離れ業もやってのけた。オフのバラエティー番組での活躍もあって、その知名度はレギュラー以上だ。

 ファーストの細谷はチームにとって貴重な右の強打者タイプということもあって長く重宝されており、2016年には自身最多となる102安打を放った。ここ数年は外野を守ることも多く、チームに欠かせない存在となっている。ショートの西田は楽天時代の2014年に93安打を放ちレギュラーをつかみかけたがその後は低迷。しかし2018年からソフトバンクに移籍すると、層の厚いチームの中でも高いパンチ力でアピールを見せている。

 最も実績に乏しいものの、生き残っているのが森越だ。地元の中日を4年間で戦力外となったが、12球団合同トライアウトを受けて阪神へ入団。昨年オフに再び戦力外となったが、2度目のトライアウトでもホームランを放つなど活躍を見せて、西武との契約を勝ち取った。内野ならどこでも守れる器用さと守備力の高さがあったからこそ生き残れた好例と言えるだろう。

 外野の筆頭は昨年オフにFAで争奪戦となった福田だ。高校時代は評判のショートだったが、運動能力を生かしてプロ入り後に外野に転向。プロ入り5年目の2011年に22盗塁をマークして頭角を現し、その後は外野とファーストのバックアップ要員としてチームを支え続けてきた。プロ入り14年目の今年はレギュラーとして期待される。


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