鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中
鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。パパ目線の育児記録「ママにはなれないパパ」(マガジンハウス)が好評発売中

 放送作家・鈴木おさむさんが、今を生きる同世代の方々におくる連載『1970年代生まれの団ジュニたちへ』。今回は、「STAY HOME」で飲むようになった缶チューハイについて綴ります。

【写真】ネットで意外な反響があったコカ・コーラ列車

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 コロナで「STAY HOME」になったことにより、売り上げを伸ばしているものもたくさんあります。そこに「偶然」が加わり、ブレイクしている物も結構ある。例えば、Netflix。ここにきて韓流ドラマが日本のNetflixではかなり当たっている。「梨泰院クラス」と「愛の不時着」は常にトップ10に入っている。コロナの問題が起きる前から配信は決まっていたと思いますが、たまたま、3月、4月に配信になり、海外ドラマの中でも、韓国ドラマの身近さと、内容のおもしろさで、爆発。STAY HOMEになってなかったら、ここまでブレークしていたかどうかは分からない……。Netflixでの韓流ドラマが柱の一つになってくることは間違いないでしょう。

 そして家飲みする方が増えてる中で、缶ビールに缶チューハイがかなり売れているはずだ。去年くらいから、いろんな会社が「レモンサワー」を発売している気がするが、そもそも、日本のチューハイ市場の規模は2018年の時点で、2010年から比較しても2倍程度にまで拡大しているとのこと。

 そんな中、去年発売して、一時期は品切れ状態になっていたのが「檸檬堂」。僕は家であまり飲まない派だったのだが、このSTAY HOMEで家で缶チューハイを飲むようになった。いろいろなものを試し、SUNTORY「ほろよい」シリーズが結構お気にいりだったのだが、知人が「とにかく檸檬堂ですよ」と。名前とパッケージは見たことあったが、「とにかくうまい!」と激押しされて購入。

 この檸檬堂、あの日本コカ・コーラが初めて作ったアルコール飲料なんですね。僕はコカ・コーラってすごい会社だなって思っているんです。「あと出しじゃんけん」がめちゃくちゃ強い。

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鈴木おさむ(すずき・おさむ)/放送作家。1972年生まれ。19歳で放送作家デビュー。映画・ドラマの脚本、エッセイや小説の執筆、ラジオパーソナリティー、舞台の作・演出など多岐にわたり活躍。

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