テレビではタブー視だった「年収暴露」「親子共演」は芸人YouTubeの新潮流 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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テレビではタブー視だった「年収暴露」「親子共演」は芸人YouTubeの新潮流

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黒崎さとしdot.
すっかり人気ユーチューバーのカジサックことキングコングの梶原雄太(C)朝日新聞社

すっかり人気ユーチューバーのカジサックことキングコングの梶原雄太(C)朝日新聞社

 新型コロナ禍を機に芸能人、特にお笑い芸人のユーチューブ(YouTube)進出が爆発的に増えている。事務所ぐるみで力を入れつつあるなか、あの吉本興業もユーチューバーのマネジメントなどを手掛けるUUUMとの業務提携を発表。今後、芸人たちにUUUM側がノウハウを伝授し、チャンネルを共同運営していくという。

「テレビ出演も叶わず、単独でライブもできないような芸人でも、必死に動画をつくってそれなりの金額を稼いでいるケースもあります。吉本は今後、動画配信を収益の柱のひとつとしてマネタイズを図ってく意図があるんでしょう。 芸人の動画を見渡してみると、その使い方はさまざま。ただひたすらにネタの動画をアップするコンビもあれば、毎回企画を考えてユーチューバーのようなノリでアップする人もいる。ただし、これといった新しい企画を展開するのではなく、これまでユーチューバーたちがやってきた企画の二番煎じのようなものがほとんど。成功しているのは一部の芸人だけです」(ユーチューバーの動画制作にも携わる放送作家)

 それでも、芸人たちにはポテンシャルがあるし、テレビ出演の多い芸人なら自身のパーソナリティもコンテンツとして“売り物”になる。要するに、ここ10年でユーチューバーが切り開いてコンテンツに、芸能人が乗っかっていくという構図になったわけだ。ただ、このコロナ禍で芸人たちも苦戦しているようで、「ゲリラでロケをしたり、他の人ともなかなか会えないから、斬新なコンテンツは作りづらい」(同)という。

 こうしたなか、芸人ユーチューブ界隈で人気が出始めているのが「年収発表」という企画だ。芸能人の年収は、既存のテレビ番組などでも人気を博してきたが……。

「テレビでは本当の年収を晒け出せばセキュリティ面での懸念もあり、司会者の耳元にだけ“ごにょごにょ”みたいなモヤモヤするシーンも多かったですよね。しかし、ユーチューバーの世界では逆に月収を動画で報告してネタにするのが定着しました。それを芸能人ユーチューバーたちもパクり始めたんです。『衝撃発表!!』と言って煽ればユーザーは食いつきますし、ネットニュースにも取り上げられますからね」(同)


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