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【不整脈・心房細動】専門医に聞くセカンドオピニオンをとるべきケースは?

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(イラスト/寺平京子)

(イラスト/寺平京子)

 週刊朝日ムック『手術数でわかるいい病院2020』では、全国の病院に対して独自に調査をおこない、病院から回答を得た結果をもとに、手術数の多い病院をランキングにして掲載している。病院ランキングだけでなく、治療法ごとの最新動向やセカンドオピニオンをとるべきケース、ランキングの読み方などを専門の医師に取材して掲載している。ここでは、「カテーテルアブレーション(心筋焼灼術)」の解説を紹介する。

 同ムックの手術数ランキングの一部を「AERA dot.」の特設サイトで無料公開しています(注:カテーテルアブレーションは公開していません)。サイトはこちら

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 治療が必要とされる不整脈の8割を占めるのが心房細動だ。心臓は心筋の収縮によって拍動するが、心筋収縮を指示するための電気信号が異常をきたすことで、脈が速くなるなどの障害が起きる。この異常な電気信号を発する心筋を焼灼することで脈を正常に戻すのがカテーテルアブレーション(心筋焼灼術)だ。

 アブレーションは、カテーテルの先端から高周波の電気を流して心筋を焼灼する高周波アブレーションと、バルーンを用いたバルーンアブレーションに大別される。バルーンアブレーションにはクライオバルーン、ホットバルーン、レーザーバルーンの3種類があるが、クライオバルーンが最も多く使用されている。クライオバルーンはマイナス88度の冷却ガスを入れたバルーンを肺静脈の入り口に圧着させて一気に治療する方法である。

 湘南鎌倉総合病院の村上正人医師は「手技の時間短縮」をクライオバルーンの利点として挙げる。

「通常、高周波による治療時間は1時間半~2時間ですが、バルーンであれば1時間~1時間半程度のため、患者の負担が軽減されます」(村上医師)

 クライオバルーンは基本的に直径28ミリ以下の肺静脈にしか使用できないという制限があるが、ほかのバルーンはそれ以上のサイズの肺静脈にも対応可能な場合がある。


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