東大クイズ王・伊沢拓司さんに聞いた 休校の今だからこそ、自宅でするべき「勉強」とは? (3/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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東大クイズ王・伊沢拓司さんに聞いた 休校の今だからこそ、自宅でするべき「勉強」とは?

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伊沢拓司さん(撮影/写真部・松永卓也)

伊沢拓司さん(撮影/写真部・松永卓也)

伊沢:勉強のやり方をデザインする力をつける、というのは、言ってしまえば理想論なんですが、本書はそういう理想を集めた本でもあります。勉強のデザインにおいて大事なことは、勉強をデザインしようという考え方そのものが理想論として大事であるのと同じ構造で、「どういう勉強ができるようになりたいかという理想論を掲げ、それを実現するためにどう努力できるかを具体化し、こなす」こと。今「しっかりと」とおっしゃられた部分の、具体的な中身ですね。今回の本ではその理想を現実とリンクさせて、具体的な目標設定に落とし込むために様々なワークシートを用意してあるので、それに沿って勉強について考えることで、勉強をデザインするやりかたがわかってくると考えています。

――本書を使えば、自分自身の理想に近づくための現実的な「勉強のデザイン案」を見出すことができるというわけですね。

伊沢:はい。理想は「勉強のやりかたをデザインすること」に限らず、何かを目指す上で大変大事な概念です。「こうなりたい!」という理想は、いわば達成したい最終的な目標ですから、理想を掲げることは具体的なゴールを描くために必要なステップなんですね。その理想があるからこそ、その達成のために今日何をすればいいか、明日何すればいいかという具体化ができる、進む方向が決まる。勉強のやり方をデザインしよう!自分はこうなりたいんだ!というイメージを持ってスタートすることで、「今の自分に必要な勉強は何か」「このやり方より効率的なやり方があるのではないか」という逆算が、理想像と現実を比較した結果としてできるようになるんです。

――今まさに「自学自習」する力を身につけるべき時期に読みたい本ですね。学生、親御さんだけに限らず、目標を持って日々仕事をこなすビジネスパーソンにも有効な考え方だと思います。ちなみに伊沢さんご自身も、外出自粛生活で「自学自習」をされていることはありますか。

伊沢:基本的には会社の仕事に注力する日々ですが、イベントやテレビ出演が減っていることもあり、社員とのコミュニケーションの機会を取れているので発見は多いです。


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