写真(1):ジャケット¥59,000、シャツ¥17,000/すべてポール・スチュアート(SANYO SHOKAI カスタマーサポート 0120-340-460)※アエラスタイルマガジンvol.46より転載
写真(1):ジャケット¥59,000、シャツ¥17,000/すべてポール・スチュアート(SANYO SHOKAI カスタマーサポート 0120-340-460)※アエラスタイルマガジンvol.46より転載
写真(2):ジャケット¥75,000/エルビーエム 1911(トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567)、ポロシャツ¥16,000/ギ ローバー(ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)※アエラスタイルマガジンvol.46より転載
写真(2):ジャケット¥75,000/エルビーエム 1911(トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567)、ポロシャツ¥16,000/ギ ローバー(ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)※アエラスタイルマガジンvol.46より転載
写真(3):ジャケット¥38,000/エストネーション(エストネーション 0120-503-971)、ニット¥28,000/ジョン スメドレー(ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)※アエラスタイルマガジンvol.46より転載
写真(3):ジャケット¥38,000/エストネーション(エストネーション 0120-503-971)、ニット¥28,000/ジョン スメドレー(ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623)※アエラスタイルマガジンvol.46より転載

 コロナ禍の影響によるリモートワーク推奨で、急激にニーズが高まったオンライン会議サービス。その自宅での利用時に、多くの男性ビジネスパーソンが「何を着るべきか?」と悩んでいるようだ。その指針を、男性ファッション&ライフスタイル誌「アエラスタイルマガジン」が伝授する。

 自宅からオンライン会議に参加する際、リラックスしきった「部屋着」で参加される方も多いようだが、正直これはいただけない。参加する場所がオフィスであれ自宅であれ、「仕事」である。ゆえに、相手に対して誠意を示し信頼感を与える装いが望ましい。その意味では、大多数のビジネスパーソンにとって「スーツ」をまとったタイドアップ(ネクタイを締めた)スタイルは最右翼の選択肢。なぜなら、これこそグローバルに通じる様式美であって、他社への配慮が行き届いていることを示すものだからだ。

 しかし、冒頭にも明記した通り「自宅」では少しニュアンスが変わってくる。

 2020年春の一つの正解として、ここでは昨今主流になりつつある柔軟性に富む「ジャケット」を用いたアンタイド(ネクタイをしない)スタイルを推奨したい。理由は簡単。ことビジネスシーンにおいては、スーツに次いでジャケットがきちんとした印象をかもすから。

 加えて、柔軟性に富むものを選べば、着こなす際に軽快で全体的なシルエットも柔らかく映る。さらに、ネクタイを締めないことで生じる襟元の「ヌケ感」も、肩肘張らないムードに寄与するのだ。ただし、ここで避けたいのは、いつものカッチリしたスーツスタイルで単純にネクタイを外しただけという着こなし。では、どうすれば……? 

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「残念」に映らないコーディネートのコツ