同誌によると2009年に杏は節税対策のために個人事務所を設立。その代表取締役を務めるのが実母・由美子さんだった。だが14年、杏は弁護士を通じて個人事務所を退所し大手事務所とじかに契約する旨を由美子さんに通知。これを受けて由美子さんは杏の退所を無効とし、東京簡裁に調停を申し立てたという。結局、調停は不調に終わり、17年には裁判に発展。裁判は現在も続いており、由美子さん側は杏が同社従業員であることの確認や、杏が所属し続けていた場合に得ていたであろう利益「20年間で約12億円」の一部として3000万円の補填を求めているのだという。

 東出の不倫騒動から離婚も時間の問題とみられる中での裁判ざたに、SNSでは「杏ちゃんがかわいそうすぎる」「不倫に裁判なんて、辛すぎる」「テレビで笑顔の杏ちゃん見ると切なくなる」など杏を気遣う声が多く投稿されている。

「杏ちゃんが結婚するまでは、お母さんと一緒に行きつけのおすし屋さんでよく食事をしていたんですよ。たまに杏ちゃんがお母さんをたしなめるようなこともあって、そんなときもお母さんは、“うんうん”と頷いていて……。まさか、裁判ざたにまでなるとは、杏ちゃんが気の毒です」(芸能関係者)

 杏がCMで見せる笑顔が彼女の素顔であってほしいと願うのは、ファンだけではないだろう。(宮本エミ)

著者プロフィールを見る
宮本エミ

宮本エミ

芸能ジャーナリスト。新聞社、通信社を経て、Webメディア、週刊誌などで芸能、スポーツを中心に執筆中。

宮本エミの記事一覧はこちら