夫の都合で海外へ…「英語が苦痛」だと嘆く47歳女性に、鴻上尚史が示した「悪循環」から抜け出すプロセスとは? (1/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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夫の都合で海外へ…「英語が苦痛」だと嘆く47歳女性に、鴻上尚史が示した「悪循環」から抜け出すプロセスとは?

連載「鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」

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 鴻上尚史の人生相談。夫の仕事都合で数年前から海外生活を送っているが、伝わらない英語が特に苦痛だと嘆く47歳女性。キャリアに繋がるよう英語を勉強しているがやる気が出ないと落ち込む相談者に、鴻上尚史が差し出した、英語の悪循環から抜け出すプロセスとは?

【相談62】夫の仕事の都合ではじまった海外生活がストレスで仕方ありません(42歳 女性 ちゅん)

 夫の仕事の都合で数年前から海外に住んでいますが、海外生活がストレスで仕方ありません。英語がさほど得意ではないこともあり、自分の言いたい事が相手に上手く伝えられないのが特にストレスです。日本だったらこんな苦労しなくて済むのにといつも思っています。性格的に、海外生活に適応しづらいタイプなのだと思います。

 知り合いの紹介で仕事はしているのですが、日本人がいない環境かつ、日本で自分がしていた仕事内容とは異なる為、なかなか思うようにいかず、それもまた苦痛です。せめて自分のキャリアに繋がるような仕事をと思い、それには英語力の向上がかかせない為、勉強はしているのですが、どうにも気分が落ち込み、やる気が出ません。夫はこちらでの仕事が軌道に乗り、日本に帰国する意思はありません。自分は帰国したいと夫に相談するも、勝手にしたらというばかりで、子供もいるため私一人(もしくは子連れ)で帰国することは子供にも反対されています。

 なんとか海外生活を前向きに捉えようとしているのですが、どうにも駄目で、どういった心持ちで日々過ごせば良いのか……途方に暮れています。鴻上さんに客観的な意見をいただけると大変有り難いです。宜しくお願いします。

【鴻上さんの答え】
 ちゅんさん。大変ですね。自分の言いたいことを日本語で言えない苦労は、経験したことがない人にはなかなか分からないと思います。

 僕も、ロンドンでの1年間は、英語に関しては本当につらく哀しい気持ちに何度もなりました。

 ちゅんさんと僕の違いは、僕は自分の意志でロンドンに行ったということです。だから、早口の英語が分からなくても、自分の思いが言葉にならなくても、最終的には引き受けるしかありませんでした。


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