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「不正が大っ嫌い」な米国野球ファン、“サイン盗み”アストロズにも過激に反応か

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杉山貴宏dot.
アストロズのホセ・アルトゥーベ(写真/gettyimages)

アストロズのホセ・アルトゥーベ(写真/gettyimages)

 世界中に蔓延する新型コロナウイルスの脅威からはメジャーリーグも逃れるすべがなく、オープン戦の中断だけでなく今シーズンの開幕もあえなく延期。再開は5月とも6月とも言われているように先は見えず、界隈の話題もコロナ一色といった雰囲気だ。

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 それまで今オフのメジャーリーグ最大の話題はといえば、アストロズによるサイン盗み発覚だった。今でこそコロナショックで下火になってはいるが、シーズンが始まればまたぞろ再燃してもおかしくはない。それほどに米国ではこの事件が重く受け止められている。

 事件の詳細についてはここでは述べないが、軽くおさらいはしておこう。発覚したのは、アストロズが2017年シーズンに電子機器を用いたサイン盗みを組織的に行っていたこと。この年のアストロズは強打を武器にア・リーグ優勝を果たし、ワールドシリーズも制覇した。対戦したドジャースのダルビッシュ有投手がワールドシリーズ第7戦の序盤からめった打ちにあったシーンを覚えているファンも多いだろう。

 ともあれ、アストロズのA.J.ヒンチ監督とジェフ・ルーノウGMは解任され、首謀者と目された当時のベンチコーチだったアレックス・コーラ前レッドソックス監督も退任に追い込まれたほか、同じく中心人物だったカルロス・ベルトランも就任が決まっていたメッツ監督の座を1試合も指揮することなく解任された。

 余波はこれにとどまらず、オープン戦が始まるとアストロズの主力打者への死球が頻発しだした。主力のホセ・アルトゥーベ二塁手の初出場ゲームを含めて5試合で7つの死球が発生した。相手チームはもちろん報復だと明言することはないが、ここまで露骨では言わずもがなというやつだろう。

 さすがにレギュラーシーズンともなれば真剣勝負だけに、無事に開幕していれば無駄に死球をぶつける行為は減っていたはず。だがオープン戦から変わらなかったであろうこともある。それはファンからのブーイングだ。


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