「触れ込みと違うじゃねぇか…」とファンを失望させた助っ人といえば? (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「触れ込みと違うじゃねぇか…」とファンを失望させた助っ人といえば?

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久保田龍雄dot.
元中日のディンゴも触れ込み通りの活躍を披露できなかった助っ人の一人 (c)朝日新聞社

元中日のディンゴも触れ込み通りの活躍を披露できなかった助っ人の一人 (c)朝日新聞社

元楽天のゴームズ (c)朝日新聞社

元楽天のゴームズ (c)朝日新聞社

プロ野球史上最大の“外れ助っ人”として、いの一番に名前が挙がるのが、1974年に太平洋クラブ(現西武)に入団したハワードだ。

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 セネタース(現レンジャーズ)時代は2度の本塁打王に輝き、70年には打点王も獲得。メジャー通算382本塁打、1119打点は、現在に至るまで来日した助っ人の中でもピカイチの実績である。

 来日後のオープン戦でも、場外弾2発を含む3本塁打を記録。スポーツ紙に「恐怖のライナー」の見出しも躍り、「シーズン何本ホームランを打つか?」という「ハワード・ホームランクイズ」も実施された。

 ところが、4月6日の開幕戦、日本ハム戦(平和台)で、ハワードは第3打席の三ゴロエラーで一塁に全力疾走した直後、古傷の右膝の痛みを訴えて途中交代。当初は全治2週間の診断だったが、回復が長引き、後期(当時のパ・リーグは2シーズン制)が開幕した7月5日に引退帰国を発表した。

 出場1試合で2打数無安打1四球というお話にならない成績にもかかわらず、代理人は年俸2800万円の全額支払いを要求。裁判沙汰を恐れた球団は泣く泣く支払った。計3打席でバットを振ったのは、たったの4回。ひと振りあたり700万円という高い買い物になった。

 ちなみに3347人が応募したホームランクイズは、「0本」が13人。これを正解とすべきかどうか球団は頭を悩ませたが、抽選で3組に2泊3日のグアム島旅行を招待している。

 ハワード同様、たった1試合に出場しただけで退団帰国したのが、2012年にソフトバンクに入団したメジャー通算121勝の右腕・ペニーだ。

 マーリンズ時代の03年のワールドシリーズでは、松井秀喜のいたヤンキースから2勝を挙げ、世界一の立役者に。ドジャース時代の06年にも16勝を挙げて最多勝を獲得した輝かしい実績の持ち主。和田毅、杉内俊哉、ホールトンの主力3投手が移籍退団したソフトバンクが彼らに代わる先発の柱にと期待し、年俸2億2800万円で獲得した。メジャー最多勝の投手がNPBでプレーするのは、もちろん初めてのことだ。


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