佐藤二朗「神経を尖らせ疲れてしまう時こそアホな僕らに存在価値がある」 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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佐藤二朗「神経を尖らせ疲れてしまう時こそアホな僕らに存在価値がある」

連載「こんな大人でも大丈夫?」

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佐藤二朗(さとう・じろう)/1969年、愛知県生まれ。俳優、脚本家。ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの仏役や「幼獣マメシバ」シリーズで芝二郎役など個性的な役で人気を集める。ツイッターの投稿をまとめた著書『のれんをくぐると、佐藤二朗』(山下書店)のほか、96年に旗揚げした演劇ユニット「ちからわざ」では脚本・出演を手がける

佐藤二朗(さとう・じろう)/1969年、愛知県生まれ。俳優、脚本家。ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの仏役や「幼獣マメシバ」シリーズで芝二郎役など個性的な役で人気を集める。ツイッターの投稿をまとめた著書『のれんをくぐると、佐藤二朗』(山下書店)のほか、96年に旗揚げした演劇ユニット「ちからわざ」では脚本・出演を手がける

※写真はイメージです(Getty Images)

※写真はイメージです(Getty Images)

 もはや宣伝一色になりつつある今回のコラムですが、実は「浦安鉄筋家族」で僕の妻役を演じるのは、この「AERA dot.」でキレのある文でコラムを連載している水野美紀さんなんです。ということで宣伝許して、AERA dot.さん。

 それにしても、コンプライアンスが声高に叫ばれる昨今、よりによって、いま僕が演じる役が「ミスターノーコンプライアンス」。そして次に演じるのが、世間に物議を醸すどころか、物議が服を着て歩いてるような、浦安鉄筋家族の大鉄(原作をご存知ない方も、観て頂ければ僕の言ってる意味が分かると思います。多分、一発で)。だから、たくさん怒られるんじゃないかと今からビクビクしてます。

 ただまあ、言うまでもなくコンプライアンス遵守は大切なことだし必要なことだと思いますが、あまり過敏に神経を鋭利に尖らせて、疲れたり、窮屈になってしまうのもよくない気がします。そんな時に、僕らみたいな人種がアホのフリして、てかホントにアホなんですが、とにかく、その窮屈をなんとなーく緩和しに掛かるってのは、ある意味、僕らの存在価値だとも思ったりして。

 そしてですね。僕が原作・脚本・監督した映画「はるヲうるひと」が5/15(金)から全国ロードショーです。主演は山田孝之です。観てね。結局最後も宣伝になっちゃった。誰か俺に窮屈を与えてくれ。(文/佐藤二朗)


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佐藤二朗

佐藤二朗(さとう・じろう)/1969年、愛知県生まれ。俳優、脚本家。ドラマ「勇者ヨシヒコ」シリーズの仏役や「幼獣マメシバ」シリーズで芝二郎役など個性的な役で人気を集める。ツイッターの投稿をまとめた著書『のれんをくぐると、佐藤二朗』(山下書店)のほか、96年に旗揚げした演劇ユニット「ちからわざ」では脚本・出演を手がける。原作・脚本・監督の映画「はるヲうるひと」(主演・山田孝之)が6/4(金)全国公開。

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