マルチな才能ょをみせる、ゆきぽよ (C)朝日新聞社
マルチな才能ょをみせる、ゆきぽよ (C)朝日新聞社

 みちょぱ(池田美優)や藤田ニコルなど、隆盛を誇るギャルタレントのなかで今、最も勢いに乗っているのが、ゆきぽよこと木村有希(23)だろう。

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 1月31日に放送された「沸騰ワード10」(日本テレビ系)では、「ドンキがなくなったらどう生きていけばいいかわからない」とまでマジ顔で語り、大好きなドン・キホーテへの惜しみない愛とマニアックなこだわりをアツく披露し、スタジオの爆笑を誘った。テレビ情報誌の編集者は次のように語る。

「番組では最初に彼女の地元である横浜のドン・キホーテ日野インター店、通称『日野ドン』を訪れ、店に入る前から500円のフライパンを買い物カゴに入れるなど、ヘビーなドンキユーザーであることをアピール。さらに店舗ごとに地域の特色を反映して品ぞろえが異なっていたり、わざと見つけにくい場所に90%オフといった超お買い得な“お宝”商品を陳列したりする、ためになる“ドンキあるある”をわかりやすく解説。最後は日本で一番店舗面積の広い愛知県・豊橋のドンキにロケに向かい、店員が隠したお宝を探すガチ対決をしました。その振る舞いやリアクションの一つ一つがとてもナチュラルで押しつけがましくなく、SNSでは好感の声があがっていました」

 放送直後の週末は視聴者がドンキに殺到したという話も。一方で、「緊急!公開大捜索」(TBS系、1月27日放送)では、記憶を失った女性とのロケで終始、優しく寄り添うという意外な一面を見せた。

「ゆきぽよが出演したのは記憶を失くした人をスタジオに招き、経歴や日常の様子などをVTRで紹介しながら、テレビを通じて情報を視聴者から募るという、同局で定期的に放送されているシリアスな番組です。彼女は一人の女性と記憶をたどるロケに行ったのですが、テレビカメラに慣れていない女性の緊張を解きほぐように、終始、背中や肩に手をあてて優しく声をかけていました。また、スタジオでもさりげなく女性の近くに寄り添い、同じように手をあてて丁寧に話を聞いている姿が印象的でした。実際、その女性も彼女にだけはリラックスした表情を見せていた。普通、こうした番組でギャルタレントは浮いてしまうのですが、彼女の行動を見て、気配りのできる大人の女性という感じがしましたね」(前出の編集者)

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藤原三星

藤原三星

ドラマ評論家・芸能ウェブライター。エンタメ業界に潜伏し、独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を書き続ける。『NEWSポストセブン』『Business Journal』などでも執筆中。

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見た目とは裏腹な堅実なキャラ