役者としての成長が楽しみな鈴木福 (C)朝日新聞社
役者としての成長が楽しみな鈴木福 (C)朝日新聞社

 2011年に放送されたドラマ「マルモのおきて」(フジテレビ系)で大ブレイクし、一躍人気者となった鈴木福(15)。今でも「福くん」と呼ばれ、お茶の間から愛される子役というイメージを持っている視聴者も多いだろう。一方、そんな彼も今年の春からは高校生だ。学業のかたわら芸能活動も続け、ドラマや映画だけでなくバラエティ番組への出演も目立つが、子役から成長した今、再び彼に好感を持ち始めた人が増えている。

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 最近で言えば、昨年大みそかに放送された「ガキの使いやあらへんで! 絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!」(日本テレビ系)。「校舎の屋上から自らの主張を叫ぶ」という企画に学ラン姿で登場した鈴木は、「おい! 番組プロデューサー、楽屋に置いてあるお菓子が甘すぎる。甘いものばっか置いて、喜ぶとか思ってんじゃねぇよ! オレ、もう15歳だぞ!」と絶叫。さらに、「オレ、芸歴14年だぞ! みんな子ども扱いしやがって。オレももう、ボーボーだあ!」と、股間を指差して叫んだ。

 そんな鈴木の下ネタ絶叫に、ネット上では「鈴木福。特別好きでもなかったけど好感持てた」「私の中の鈴木福くんの評価はうなぎのぼり」など好意的な声が多く、しっかり視聴者の心をつかんだのだ。

「1月に放送されたトークバラエティ番組では反抗期を告白していましたね。結構、親には反抗しているそうで、母親とすれ違ってイライラすることもあるとか。また、『デートしたことないのでしてみたい』と思春期ならではの願望も明かしていました。これにもネット上には、『反抗期と聞いて安心』『健全に育ってる』と和む声が寄せられていました」(テレビ情報誌の編集者)

 そんな鈴木だが、自身のインスタではたびたび芸能人との写真を公開。1月8日の投稿では「マルモのおきて」で共演した阿部サダヲとのツーショットを投稿し、「久しぶりに会ったら身長が変わらなくなってる…(笑)」とコメント。また、昨年11月12日にはナイナイ岡村隆史との写真を公開し、岡村の身長より高いことが判明。「岡村さん、僕が身長を抜かしたのに『まだ抜かされていない!』と言っています。僕の方が高いです(笑)」と綴っていた。最近はそんな身体的成長もうかがえ、「大人になった」「大きくなったなぁ」と感慨に浸る人も少なくない。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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