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コービー墜落死だけじゃない 早逝したアスリートたちの残したもの

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杉山貴宏dot.
今もファンの記憶に深く残る藤井将雄(左)と松田直樹 (c)朝日新聞社

今もファンの記憶に深く残る藤井将雄(左)と松田直樹 (c)朝日新聞社

 2020年1月26日、ある訃報が世界中を驚愕させた。アメリカプロバスケットボール(NBA)の元スーパースター、コービー・ブライアント氏がヘリコプターの墜落事故で亡くなったのだ。41歳の若さだった。

【写真】F1王者アイルトン・セナの事故死は日本でも大きな話題となった

 すでに引退していたとはいえ、2016年まで現役でプレーしていたコービーの早すぎる死はNBAファンのみならず、各方面に大きなショックを与えた。レーカーズ一筋に20年間プレーし、3連覇を含む通算5回のNBAチャンピオンに貢献。自身もMVPや得点王に輝くなど、その活躍ぶりはまさにレジェンドと呼ばれるにふさわしいものだった。

 いかに鍛え上げたプロアスリートといえども、不慮の事故や急病などは避けがたいもの。これまでにも現役中に急逝した選手たちはスポーツのジャンルを問わず、少なからず存在していた。

 メジャーリーグ(MLB)でもっとも有名な事故死といえば、1972年の大みそかに起こった飛行機の墜落で亡くなったロベルト・クレメンテの件だろう。ニカラグアで起こった地震の救援活動のため、物資を積んだ飛行機に乗り込んで現地に向かったクレメンテはカリブ海への墜落事故で命を落とした。

 その死を悼んだMLBでは、直後の殿堂入り投票で特例措置としてクレメンテを殿堂入り対象とし、投票の結果として殿堂入りが決まった。また慈善活動に熱心な選手に与えられる賞は「ロベルト・クレメンテ賞」と改称。この賞は非常に名誉なものとして扱われている。

 1979年のシーズン中に起こったサーマン・マンソンの急死も有名だ。ヤンキースの主将を務め、オールスターに6年連続で選出される名捕手としてもチームをまとめていたマンソンは、この年の8月に自家用セスナの操縦を誤って墜落。32歳の若さでこの世を去った。ちなみに彼がつけていた背番号15はヤンキースの永久欠番となっている。

 ここ5年ほどに限っても、メジャーリーガーの事故死は相次いでいる。2016年にはマーリンズの若きエースだったホセ・フェルナンデスが、乗っていたボートが岩礁に衝突する事故で急死(享年24)。2017年にはロイヤルズで活躍していたヨーダノ・ベンチュラが自動車事故で亡くなった(享年25)。


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