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ライバル韓国に惨敗、開くばかりの差に危機感はないのか 「スッカラカン」と厳しい声も

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元川悦子dot.
手腕が疑問視され始めている日本代表・森保一監督 (c)朝日新聞社

手腕が疑問視され始めている日本代表・森保一監督 (c)朝日新聞社

 12月18日のEAFF E-1選手権(釜山)最終戦でライバル・韓国にまさかの0-1の苦杯を喫したことで、森保ジャパンに対する風当たりが一段と強まっている。

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 11月の親善試合・ベネズエラ戦で4失点大敗を喫した直後の公式大会ということもあり、日本としては宿敵を叩いて6年ぶりのタイトルを獲得し、逆風を収めたかった。ところが、序盤から敵将パウロ・ベント監督のち密な計算に基づいた凄まじいハイプレスを前に、日本はまともにボールをつながせてもらえない。一方的に押し込まれ、前半のうちに韓国の新世代MFファン・インボム(バンクーバー)に先制点を叩き込まれ、劣勢のまま試合を折り返す。後半は相馬勇紀らの投入と相手のペースダウンもあって多少は巻き返せたものの、決定機らしい決定機は皆無。内容的にも完敗し、大いなる屈辱を味わう形で敵地を後にすることになった。

「球際で全く勝てていなかった」「ズルズルラインを下げるばかりで消極的な姿勢が目についた」「森保一監督の戦術意図が見えなかった」といった批判的な見方が日本代表OBからも噴出。サポーターからも「日本からは闘争心が感じられない」「スッカラカン」といった諦めに近い声も聞こえてきた。日本サッカー協会の田嶋幸三会長も「日韓戦は特別な試合。この悔しさを忘れてはいけない」と厳しい表情で語っていたが、永遠のライバルにアッサリ負ける日本代表というのは、やはり許されるものではない。

 過去10年間(2010年以降)の両国対戦成績を振り返ってみると、8試合を消化して3勝(1勝はPK)2分け3敗と数字上は全くの五分。しかし、日本が90分で勝利したのは、2011年8月の札幌での親善試合の3-0と2013年E-1選手権(ソウル)での2-1の2回しかない。直近の白星が6年も前というのも、やはり寂しく映る。

 それ以降の直近3試合は未勝利が続いていて、とりわけショッキングだったのが、2年前のE-1選手権(東京)で喫した1-4の惨敗。当時指揮を執っていたヴァイッド・ハリルホジッチ監督が「もともと韓国の方が強かった。日本が勝てるとは思っていなかった」などと発言して物議を醸し、解任騒動の引き金にもなっている。そこに追い打ちをかけるような今回の完敗だけに、森保監督も選手たちももっと現実を深刻に受け止めるべきだろう。


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