■イモトは担当ディレクターと結婚

 ところで、一般人と結婚した芸能人はどうだろう。8月に新川優愛がロケバス運転手、10月には多部未華子が写真家と結婚。さらに、11月22日の「いい夫婦の日」を皮切りに橋本マナミが1歳年下の医師、イモトアヤコが「世界の果てまでイッテQ!」(日本テレビ系)のディレクター、オードリーの若林正恭が一般女性とゴールインした。

 新川は結婚のなれそめについて、「メレンゲの気持ち」(日本テレビ系、9月21日放送)でこう語っている。3年前から夫に惹かれ、担当のヘアメイクに相談して彼女の方からアプローチをして電話番号を入手したという。そんな、一途で打算のない結婚に好印象を抱いた人は多いだろう。

「新川の場合は自分からアタックしたことで男性からの支持も高くなっていますね。多部未華子も全く仕事に影響ありません。WEBマガジンで『芸能界に友達が多いほうではない』と明かすなど、芸能人らしくない感で元々好感度は高く、結婚によって多くの視聴者が祝福するのは自然な流れです。また、橋本マナミもキャラ的には年の離れたお金持ちと結婚しそうですが、同年代の勤務医を選んだのは好感が持てます。イモトは数々の海外ロケで行動をともにしたディレクターということで、視聴者も『お似合い』とお祝いムードに溢れていました。若林の場合は、15歳年下の看護師と交際3ヶ月でのスピード婚で、ネット上では祝福の声だけでなく『同士だと思っていた…地味にショック』『人見知りキャラの若林が好きだったのに』と、素直に喜べないファンも見られましたが(笑)。といっても、力はあるので、負のオーラが減って芸がつまらなくなるということはないと思います」(同)

 今年、結婚で話題になった芸能人たちは、おおむね結婚が良い方向に働いているようだが、一方で結婚後に「もったいない」と言われた女優も。

「5月に結婚と妊娠を発表した川栄李奈の場合、祝福ムード一色にはならなかった。今年は『3年A組』(日本テレビ系)、『家政夫のミタゾノ』(テレビ朝日系)、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』と、数々の話題作に出演しており仕事は順調でした。そんな中、知名度的には今ひとつの俳優との授かり婚。SNS上では『もったいない』という声が目立ち、素直に祝福できないという視聴者が多かったと思います。今後は、プラベートを出さず女優に専念した方がいいかもしれませんね。たとえ好感を持たれていても、結婚の話題は反感も買いやすいので幸せオーラを振りまき過ぎるのは注意が必要です」(同)

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慎重なSNS対策が必要