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「ゼルビア騒動」とは真逆、Bリーグ・ブレックスの“あえて狭める”大胆な戦略

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山岡則夫dot.
ブレックスのスタープレーヤー、田臥勇太(C)朝日新聞社

ブレックスのスタープレーヤー、田臥勇太(C)朝日新聞社

 バスケットボールがおもしろい。NBAのワシントン・ウィザーズに所属する八村塁は、ルーキーながら期待以上の活躍を見せている。他にもアメリカでのプレーを目指す選手の挑戦が後を絶たない。今年9月のワールドカップ(W杯では男子日本代表が13年ぶりの出場。10月にはNBAジャパンゲームがさいたまスーパーアリーナで開催される)など、話題も豊富だ。NHKをはじめ、テレビ地上波でもバスケットボールの話題が日常的に取り上げられ、目にする機会は激増している。

 国内最高峰リーグのB.LEAGUE(Bリーグ)も4年目がスタートした。サッカー・Jリーグ初代チェアマン川淵三郎氏が旗振り役となり創設されたリーグは『地域密着』を基本理念に、着実かつアクティブに成長を果たしている。

 なかでも目立った盛り上がりを見せるのが、B1東地区の宇都宮ブレックスだ。

 ブレックスは本拠地・宇都宮で地に足をつけ、会場のファンを楽しませる『ライブ感』を大切にしている。

「これまで以上に宇都宮という地域にフォーカスするとともに、宇都宮市との関係を強化していく」

 シーズン開幕前の今年7月8日、「リンク栃木ブレックス」から「宇都宮ブレックス」への名称変更が発表された。チーム名は本拠地、チームカラーなどと同様、アイデンティティと言える重要なものだけに、人気チームの名称変更には驚かされた。

 活動地域はこれまで通り栃木県で変わらないが、地域名をより限定した宇都宮へと変える。プロ野球やJリーグなどとは逆の方向性だ。

 例えば、プロ野球・日本ハムの場合は本拠地を置く札幌市のファンが大多数だが、北海道を名乗る。これは東北楽天も同様であろう。またJリーグではベルマーレ平塚が湘南ベルマーレと改名した。ビジネス的側面からは、より多くのファン確保のためには避けては通れない部分だ。先日、FC町田ゼルビア・オーナーが「FC町田トウキョウに変更する」と発表したことで大騒動が巻き起こったことも記憶に新しい。


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