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校則違反の「ジャージで下校」を敢行する17歳男子高生を、鴻上尚史が応援する理由

連載「鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」

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 鴻上尚史の人生相談。部活動後に制服に着替える違和感に「ジャージで下校するようになったらみんなも真似するようになった」と17歳男子高生。自分が同調圧力を作ってしまったのではないかという戸惑いと今後の対処に悩む相談者に、鴻上尚史が心配し、アドバイスする「世間」という強敵との戦い方。

【相談48】校則を破りジャージで帰宅したら、みんながそうするようになりました(17歳 男性 コレんぱす)

 僕は高校生で部活動の部長を任されています。

 僕の通っている高校では、部活動が終わってから帰宅する際にジャージから制服に着替えて帰らなければいけないという校則があります。でも僕はこの校則について違和感というか、何故汗でベトベトの体の状態で着替えなくてはいけないのか、犯罪でもないし、誰が迷惑するわけでもないのにこのようなルールを守らなくてはいけないのかと思っています。

 そこで以前部活動の顧問の先生にそのことを相談してみたら、規則だから、と説明になっていない返事をされました。

 勿論ルールを破ることは決して良いことではないのはもっともなのですが、理不尽な規則や校則があるのは確かです。その上で僕は、自分が正しいと思うことを貫く、という選択をしました。

 そこで、部活動と最後のミーティングを終えて、帰る支度をする時に、周りは着替えている中で、僕は1人ジャージを着たままで荷物をまとめました。

 それに違和感を覚えた部員から“部長なのにルールを破っていいのか”“部のイメージが悪くなるからやめてほしい”と言われました。それに対し僕はこの校則は理不尽であると伝えました。するとその部員は“注意されても知らないよ”と伝えてその話題は一旦静まりました。

 その後も僕はジャージを着たままで下校しました。

 すると徐々にジャージを着たままで下校する部員が増えてきました。部長だということもあり、後輩も同級生も“部長がやってるし”ということを内心思ってるのかもしれません。


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