サム:アンジ―が全部こたえてくれたと思います。一作目というのが「眠れる森の美女」からゆるくベースを取って作られているもので、大体そこをカバーしつつ、そこからいろんなキャラクターを自由に動かしていくというのが前作だったのかもしれません。でも私自身またあのキャラクターを演じることができてとても嬉しかったですし、結果にすごく満足しています。それから今アンジーが言った続編3のアイディアはいいですね。

●アンジェリーナ・ジョリー/1975年生まれ。アメリカ・カリフォルニア州出身。95年に映画「サイバーネット」で主演を務めると、99年には「17歳のカルテ」で精神を病んだ少女役を演じ、アカデミー賞助演女優賞を受賞。14年に、前作となる「マレフィセント」でマレフィセント役を演じた。女性の地位向上などにかかわる慈善活動を行い、実子・養子あわせて6人の母親でもある。

●サム・ライリー/1980年生まれ。イギリスのウェスト・ヨークシャー出身。バンド「10,000 Things」での活動を経て、俳優に。2007年に映画デビュー作「コントロール」に出演して英国インディペンデント映画賞新人賞などを受賞。14年の「マレフィセント」に続き、今作でもディアバル役を演じる。

(構成/井上啓太)