――どういう時に機嫌をとっている?

いやーどうなんですかね。なかなか女心というのは男は永遠にわからないところがありますから。そこは永遠のテーマじゃないかと思いながら接しています。

――夫婦のうち、家でのリーダーはどっち?

亭主関白な部分もあるのかなと思っていたんですけど、やはり女性の方が強い方が安泰かなという感じもしますけど。わりとしっかりしている子なので、そこは任せている部分はありますね。

――妻の好きなところは?

とにかく根がまじめで、優しさを持っているところですかね。人間としての優しさを持っているといいますか。都会なのに田舎暮らしの方じゃないですけど、ほっとする暖かさですかね。

――結婚するにあたり、約束したことは?

ちゃんと優先順位をつけようねっていう。意外と優柔不断なところがありまして、いろんなことがあったときにどれを一番にしようかって迷うことがあるんですけど。全てにおいて。約束というか注意ですね。

――テレビで「最近いつチューしたか」という問いに「朝出かけるとき」と答えていた。あのころすでに一緒に生活していた?

今年ですよね。今年には事務所に報告していて、その後結婚の意思もありましたので、同居という部分で、現在おなかの中に赤ちゃんもいるということで、自分自身サポートをさせてもらっています。

――一緒に生活してみてどうですか?

帰ってきたなという感じがしますね。仕事終わって家変えると。

――毎朝出かけるときは(チューの)儀式がありますか?

いやそこまでは。自分が朝が早いのでそんな余裕はないのですけど(笑)。

――妻の手料理で好きなのは?

なんでも全般的に料理ができる方なんですけど、ビックリしたんですけども上手で。そのなかでもみそ汁とか卵焼きですかね。自分が関西人なので、味付けがやはりこっちは甘かったりするんですけど、そこは自分の関西風の味にしてくれるので、そこは助かりますね。あまり台所立つと怒られるというか、任せてほしいという方なので、(私は)洗い物くらいの手伝いになってしまいますけど。

――ロケで家を空けることが多いと思う。妻はどう思っているのか。

家を空けてあちこち行っていることが多いので、寂しい部分もあると思いますね。あまりそこに関しては彼女自身はなにか言うタイプではないんですけど。

――「亭主元気で留守がいい」という言葉もある。妻はまだそこまでには至っていない?

それは、そう思われたら寂しいですね。(寂しいと)思ってもらえているならうれしいですね。

――ファンに直接報告はできそうでしょうか?

今年はTOKIOも9月21日で25周年を迎えて、もっともっと音楽とかでうれしい報告をするのが筋ですし、待ってくれているファンの方に対してのメッセージになると思うんですけど、今回、私ごとで本当に申し訳ないんですけど、そしてその前に妊娠という大人としてちょっと筋が通らない部分があるんですけど、本当に真摯な思いで、まっすぐな思いで家庭を大切にして、子どもに対しても、一生懸命愛情を注いでいくことが、いろんな方への恩返しなのかメッセージになればと。本当はステージで(ファンに)お話しできる日が早くくればとは思います。これからもTOKIOが30年、40年と続くことがやはり一番のメッセージなのかなと思います。

【会見全文・後編】に続く。

(AERA dot.編集部/井上啓太)