「インスタグラムでは環境問題に対しても積極的に発言されているローラさんですが、彼女から影響を受けて目的意識を持つようになったという声やその意識の高さに賛同したという声が多く挙がっています。一方、以前のイメージが強く残っているせいもあり、『話題に乗っかっているだけ』『うわべだけで説得力がない』など手厳しい意見も多く見かけます。8月にアップしたアマゾンの森林火災に関する写真に誤用があったことも、アンチから『一流セレブになれきれてない』『キャラ迷走しすぎ』など、バッシングを受ける好材料となってしまったようです」(同)

 一方で“キャラ変”により嫌われキャラから好感度タレントへと変貌を遂げた芸能人もいる。フリーアナウンサーの田中みな実(32)だ。

 TBSアナウンサー時代はぶりっ子キャラが悪目立ちし、嫌いな女子アナランキングの常連となっていた田中。だが、フリーに転身後は元カレとの破局話やこじらせ女子ぶりを明かし、ぶっちゃけキャラとして開花。また、2017年には「anan」の表紙で肘ブラヌードを披露し、話題を集めた。推定Eカップとされる美BODYやその美肌が男性だけでなく、女性からも注目され、女性誌で特集が組まれることも急増。パーソナルジムに通うなど、その努力を隠すことなく明かし、気が付けば、今では好きな女子アナのトップ10に入る人気者となっている。最近では女優業にも進出。その演技力の評判も上々で、AbemaTVのオリジナルドラマ「奪い合い、夏」で共演した女優の水野美紀や松本まりかからも「役者向き」「すごくうまい」など太鼓判をおされている。

「他にもあのゲス不倫以降、優等生キャラは鳴りをひそめ、今まで絶対着なかった黒い服を解禁したベッキーさんも“キャラ変”真っただ中ですよね。ときに毒を吐き、“黒ベッキー”などいじられキャラとなる苦肉の策で巻き返しをはかっています。読売巨人軍の片岡治大2軍走塁コーチとの結婚も果たし、今後は里田まいのような『アスリート妻』や子どもを授かれば、すでに飽和状態の『ママタレ』枠への参戦もありうるかもしれません。また、最近ではお笑い系でもキャラ変で成功する例が少なくない。抱かれたくないキャラから一転してお茶の間の人気者となった出川哲朗や、天然を隠すための真面目キャラを辞め、素に戻したら大ブレークを果たしたANZEN漫才のみやぞんなどが最たる例でしょう」(放送作家)

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キャラ変は必要なスキル