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石川遼は「完全復活」を果たしたのか… 数値が物語る“明らかな課題”

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かつての輝きを取り戻しつつある石川遼 (c)朝日新聞社

かつての輝きを取り戻しつつある石川遼 (c)朝日新聞社

 国内男子ツアー選手会長の石川遼が、好調をキープし賞金ランクのトップに立っている。

 日本プロゴルフ選手権大会でプレーオフを制し3年ぶりのツアー優勝を飾ると、「長嶋茂雄INVITATIONALセガサミーカップ」では初日からトップを守る完全Vを達成し出場2試合連続優勝。「RIZAP KBCオーガスタ2019」では2打罰もあり13位タイとなったが、8日に終了した「フジサンケイクラシック」では、最終日に7バーディ、ノーボギーの7アンダー64と会心のゴルフを見せ、通算11アンダー単独5位に。ANAオープンゴルフトーナメントでも6位タイに食い込むなど、輝きを取り戻しているようだ。

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 今季の石川は、開幕戦の「東建ホームメイトカップ」を腰痛で欠場すると、「中日クラウンズ」初日には11オーバー81の大叩き。腰痛が悪化し2日目朝に棄権すると、そこから3試合をスキップしていた。ここ数週間のプレーは、その頃や米ツアー撤退時の状態からは想像できない復活ぶりだ。

 最近の石川のスタッツを見ると、好成績の要因の一つとしてパッティングが挙げられそうだ。石川というと、キレのあるスイングでピンを果敢に攻めるショットメーカーというイメージがあるが、そもそも石川のプレーを支えてきたのはパットにある。主戦場を米ツアーに移す前の2008年から5年間は平均パットで常に上位につけ、2009年と11年は同スタッツでトップ。国内ツアー復帰となった昨季も1ホール当たりの平均パット数が1.74で2位とツアー屈指のパットの名手ということがわかる。

 そして現在は平均パット数1.72で4位。パーオン率が67.71%で20位なのにも関わらずバーディ率が5.03で1位というのは、パットの良さが際立っているということ。グリーン上で安定したパフォーマンスを見せていることが賞金ランクトップに立つ原動力となっていることは間違いないだろう。

 最近5試合は優勝2回に、13位タイ、単独5位、6位タイの成績をマーク。このまま行けば10年ぶりの賞金王も現実的になっている石川だが、一方で課題もある。気になるのはティーショットだ。


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