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6年間交際のDV彼氏と3年前に別れ…でも「恨みが止まらない」 29歳女性に鴻上尚史がはっきり伝えたこととは?

連載「鴻上尚史のほがらか人生相談~息苦しい『世間』を楽に生きる処方箋」

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 鴻上尚史の人生相談。6年間交際したDV体質の男性と3年前に別れたという29歳の女性。「怨む気持ちが止まらない」と許す行為の難しさに頭を悩ませている相談者に、鴻上尚史がはっきりと伝えた言葉は「許す必要はない」、またその先の処方箋。

【相談37】別れた彼への怨む気持ちが止まりません(29歳 女性 そら)

 3年前に6年間交際をした男性と別れました。理由は相手の長年にわたる嘘が発覚し、今まで溜まっていたものが爆発……私から別れを切り出した形です。

 相手はDV体質だったので、6年間辛い思いをした事の方が多い日々でした。別れてから連絡をとることは一切ありませんでしたが、彼は未だにSNSで度々私の悪口や昔話を書いている状態です。

 6年間の苦痛や嘘、SNSでの書き込み等があり私は未だ彼を許す事が出来ないでいます。怨みさえ持っています。「怨んでいても何も解決しない。時間の無駄。自分が苦しむだけ」だと分かってはいても、自分の怨む気持ちが止まることは無く、どうしていいのか分かりません。

 相手を許す、という行為の難しさに頭を悩ませています。

【鴻上さんの答え】
そらさん。苦労していますね。はっきり言いますが、許す必要はないと思いますよ。許せることではないですからね。

 ただ、怨み続けるのは、体力もいるし、後ろ向きに生きることですから、そらさんの人生がもったいないと思います。ちゃんと別れることができたのですから、これ以上、バカな男に引きずられるのはとても損なことだと思います。

 ひとつ気になるのは、「彼は未だにSNSで度々私の悪口や昔話を書いている状態」というのは、どうして知っているのでしょう?

 誰かが教えるのですか? まさか、そらさんが彼のSNSを見ているのではないでしょうね。

「去る者は日々に疎(うと)し」という諺(ことわざ)は知っていますか? どんなに親しかった者も、離れてしまえば忘れていくものだ、ということです。

 彼のことを忘れるためには、とにかく彼の情報を一切遮断して、疎くなることが必要なのです。定期的に彼の今を知ってしまうと、忘れられるわけがないのです。


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