──問題の直営業の誕生日会は、吉本の社員も同席をしていたのか。

岡本:それはしてないです。はい。

──警察に相談している内容は、発表する予定は。

岡本:今は調査中なので、今ということではありません。

──芸人が何も言えないという社風は認識ありますか。

岡本:今日の(極楽とんぼの)加藤くんの話も聞きまして、加藤君に関してはこの会見を見て、そのうちミーティングをという話をしておりますが、ないとはいえないと思います。全員がしゃべりやすいとか、そういうところまでは至っていないと思います。僕の力不足と僕の反省すべきところと思います。

──クビにするというのは脅迫にあたるのでは。

岡本:「クビにする力はあるぞ」というのは、たぶん僕が怒ってしまう時に、標準語で起こるということはありませんので、クビにする力があるんだぞというのは、怒りながらはっきりとは言えない思います。ただ「クビや!」とか、24日の時はそういった表現というか、そういったことを言ったことはありますが、それは非常につらい思いをさせたということで、何を言っても申し訳ないと思います。

──岡本社長の進退については。

岡本:そうですね。まあ、取締役の方々と相談して、減俸と料率や、あるいは期間等もあるのであれば、それもそれぞれ相談しますし、今おっしゃられている進退ということに関しては、今、実はこの状況というか、まだまだいろいろ調査等、ヒアリング等がありますので、そのことをまずしっかりやり切るということと、いまお話いただいた、そういうしゃべりづらい環境があるのではということを真摯に受け止めて、まずそこを全力で変えていくということが、今やらなければならないと思います。

【全文(6)】へ続く

(AERA dot.取材班)