そして大谷翔平も幼少期から実家でゴールデンレトリバーを飼っていた過去があり、「エース」と名付けられ、小学1年時から大谷少年とともに暮らし、一昨年に亡くなるまで大谷の成長を見守った。

 ペットとの蜜月関係は、プロ野球選手に限らない。フィギュアスケートの浅田真央やザギトワは報道でも有名で、サッカーでも本田圭佑が柴犬「テツ」とともに欧州を渡り歩き、世界一の選手であるメッシはボルドー・マスティフという犬種の大型犬とトイ・プードルの2匹とともにバルセロナで暮らしている。

 オンとオフの使い分けが必要不可欠なトップアスリート。遠征以外では試合や練習以外の時間を自宅で過ごすことが多く、その中で家族同様にペットという存在は非常に大きく、選手自身のパフォーマンスにもつながる。そのことを、イチローを始め、多くのレジェンドたちが証明している。