V字回復なるか?ベッキー  (c)朝日新聞社
V字回復なるか?ベッキー  (c)朝日新聞社

【写真】新元号を予想しただけで総バッシングのベッキー

■ツイッター再開も自嘲的なつぶやきを連発

 タレントのベッキー(35)が事務所の先輩であるダンディ坂野に扮した決済サービスの新CMが話題だ。黄色いスーツに身を包み、「ゲッツ!」「お久しブリーフ」と捨て身のモノマネ芸を披露しているのだ。

 そんなベッキーだが、最近は自虐的なつぶやきも多い。5月20日のツイッターでは、ラーメン屋に並んでいる際、自身の曲が流れたことに「恥ずかしい」とツイート。「どうしよう。今ラーメン屋さんで並んで待ってるんですけど、有線で自分の曲かかってる。恥ずかしい」とつぶやいたベッキーだが、流れていた楽曲は「手紙」というマニアックなアルバム曲で、「何が恥ずかしいって、誰もベッキーの曲ってわかってないことが恥ずかしい。私の恥ずかしさが無駄なことが恥ずかしい」とつぶやいた。

 ある意味、「自分の曲なんて誰も知らない」という自虐ともとれるツイート。ベッキーの自虐ネタといえば、一昨年の大晦日に放送された「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時」(日本テレビ系)で不倫騒動の禊としてタイキックを受けたりと、3年前の“ゲス不倫”にまつわるネタが代表的だが、最近は不倫以外のことでも自虐交じりの発言が多いのだ。

 不倫騒動以降、更新を止めていたツイッターを昨年の10月に再開させたが、直後から自虐的なつぶやきが目立っている。昨年のハロウィン当日の10月31日には、「誰にも誘われず 仮装することもなく ただただ鶏肉を焼くというハロインナイトになりそう」と、悲哀漂うツイート。さらに、2月5日には、「もうだめ。二次会行くげんきなんてもうない。34歳。お酒飲んでても飲んでなくても一次会でもう帰宅希望。そんな年齢ゾーン」と、年を重ねたことによる衰えを吐露。5月4日のツイッターでは、レストランの長い行列に並ぶも、先頭に到達した時、サイフを忘れたことに気付いて帰宅したことを明かし、「自分のポンコツさにガッカリ」と嘆いていた。

 最近ではテレビ番組への出演も増えてきたベッキーだが、不倫騒動前の自分について自虐的に語ることもある。

「スタジオに入る時はお辞儀をする」「黒い服は着ない」など、過去自分に課していた「ベッキールール」について聞かれた際は、「いっぱいあったんですけど全部取っ払った。そういうのあるからダメ」と明かし、「初代ベッキーのいけないところ」と、過去の自分を自虐的に表現(「行列のできる法律相談所」2月10日放送)。以前はピンマイクに付ける風防が黒だった場合、自分で持ってきた好みの色の風防に替えていたというが、そうした過去の行動に対し、共演者から「触れづらかった」「ヤベェと思ってたよ」と突っ込まれると、「初代ベッキーってそういうところありましたよね」と、同じく自虐的に振り返っていた(「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」4月19日放送)。

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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