日本ハムにはなぜ「ニュータイプ」の捕手が次々と生まれるのか? (2/4) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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日本ハムにはなぜ「ニュータイプ」の捕手が次々と生まれるのか?

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山岡則夫dot.
日本ハム・石川亮 (c)朝日新聞社

日本ハム・石川亮 (c)朝日新聞社

 着実に周囲の評価を高めているが、近いうちの正捕手定着へ向けて必要なものは……。

「経験は必要になってくる。うちはデータがしっかりしているから、相手打者の傾向は頭に入っている。それをうまく使わないといけない。状況判断などをしっかりできるようになるためにも、場数を踏むことは絶対に大事」

「あとはゲーム・メイクじゃないかな。投手が球を投げないと試合は進まない。そのためには捕手がその試合の流れもしっかり考えないといけない。答えがない部分で本当に難しいとは思うけど、しっかりとやっていきたい」

 ひときわ元気に声を出していたのが田宮裕涼。1年目から二軍では試合に使われる機会も多い。捕球、送球など、すべてにおいてスキルアップを目指す。

「キャンプからやってきたけど、やっぱり高校時代とはまったく違う。レベルが違うというのは想像していたけど、本当に1つ1つがまったく違う。もちろん身体もそうだし技術、スピードなどこれまでとは違う野球をやっているように感じる時もある」

「強く感じたのは、試合の流れが違う。これまではある程度、試合の流れを読んでできていたこともあった。でも次に何が起こるかさえ今は想像できない。とにかく起こる可能性があることすべてを考えて必死でやっている。全部でレベルアップしていかないといけない。」

 練習後に汗を拭きながら語ってくれると、今度はダグアウトの掃除。新人選手にはやるべきことがたくさんある。

 2年目も春先に一軍合流、スタメンマスクを被ったのは郡拓也。守備だけではなく、打てて、走れる万能型の捕手である。秋季教育リーグでは外野手経験もある。

「一軍で試合にも使ってもらった。そういう状況ではやはり結果を残さないといけない。若いとか、経験を積んでいるでは済まされない。プロは結果を残して試合に勝たないと意味がないと思う。その積み重ねが経験と言われるようなものになって、自分なりのゲーム・メイクもできるようになっていくんじゃないかなと」


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