巨人・坂本勇人はメジャーへ挑戦すべき 日本人トップ内野手の実力示せ (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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巨人・坂本勇人はメジャーへ挑戦すべき 日本人トップ内野手の実力示せ

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巨人の坂本勇人 (c)朝日新聞社

巨人の坂本勇人 (c)朝日新聞社

 そこで、坂本である。まずは守備面。日本人内野手がメジャーとの差で苦しんだ肩の強さは折り紙付き。メジャーでは“普通”の逆シングルでの捕球も、日本人の中では例外的に坂本にとっては見慣れたものになっている。あとは天然芝への対応。技術的な面よりも、足腰への負担による故障が懸念されるが、それさえクリアできれば大きな問題にならないのではないか。

 そして期待される打撃面。日本での実績は文句なし。2017年頃から左足の上げ方をよりコンパクトなものにしてから進化を遂げ、第4回WBCの際にも6試合で打率.417をマークし、出塁率.481はチームトップ。さらに今年3月のマリナーズとのプレシーズンゲームでは、メジャー通算93勝のマイク・リークから左中間へ豪快な一発を放って見せた。2017年7月にNPB史上2番目の若さとなる28歳6カ月で通算1500安打を達成しており、2000安打、さらに3000安打への期待もかかるが、同時にメジャーのユニフォームに袖を通してハツラツとプレーする姿も見てみたい。

 繰り返すが、現在30歳。すでに海外FA権は取得済みながら巨人とは年俸変動制の複数年契約を結んでいるとされ、メジャー挑戦は現実的には難しいのかも知れない。だが、日本球界トップのショートストップとして、日本人内野手に対するこれまでの低評価を覆してもらいたいという気持ちは、日本のプロ野球ファンなら一度は思うこと。例え1年だけでもいい。「挑戦」の価値は、大いにあるはずだ。


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