「所沢の本拠地だけ使えばいいではないか」

 埼玉西武の大宮球場開催のたびに、賛否両論が出る。たしかに所沢と大宮は同じ県内でも距離があり、風習も多少、異なると聞く。しかし埼玉を名乗る以上、やはり大宮球場には触れざるを得ないのもわかる。 

 19年シーズン、埼玉西武公式戦の大宮開催はまだ残っている。そして聖地での高校野球埼玉大会もある。野球ならではの牧歌的な感覚を味わえる大宮球場は、おススメスポット。まさに「うますぎる」、そして「翔んで」いる球場だ。(文・山岡則夫)

●プロフィール山岡則夫1972年島根県出身。千葉大学卒業後、アパレル会社勤務などを経て01年にInnings,Co.を設立、雑誌『Ballpark Time!』を発刊。現在はBallparkレーベルとして様々な書籍、雑誌を企画、編集・製作するほか、多くの雑誌、書籍やホームページ等に寄稿している。Ballpark Time!オフィシャルページにて取材日記を不定期に更新中。現在の肩書きはスポーツスペクテイター。