「気持ちよくなりたい」がきっかけ 「依存」に共通するのは禁断症状 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「気持ちよくなりたい」がきっかけ 「依存」に共通するのは禁断症状

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近藤昭彦dot.#ヘルス
国立病院機構久里浜医療センター院長の樋口進医師(本人提供)

国立病院機構久里浜医療センター院長の樋口進医師(本人提供)

※写真はイメージです(写真/getty images)

※写真はイメージです(写真/getty images)

 このほか、「依存」には共通して次のような特徴があります。これらのチェックリストで、自分自身で気づくことができればよいのですが、一般的に本人は依存を認めようとしない傾向があります。家族など、周囲の人が気づいたら、依存症治療の専門機関への受診や相談をすすめるとよいでしょう。

(1)強い渇望がある
 一般の人はパチンコ店の前を通りがかってもただ通り過ぎてしまいますが、店の前にさしかかるだけで、店から漏れ出た音を聞いただけでパチンコをせずにいられないのが依存です。

(2)コントロールできない
 家計に見合った金額の範囲内、自分で決めた時間内などに抑えられれば、依存とはいいません。家計に影響を及ぼしたり、借金をしてまで続ける、あるいはやめるにやめられず、生活に支障が出るほど時間を費やしてしまいます。

(3)耐性がつく
 従来の量では楽しめなくなってお酒などの量が増える、あるいはよりギャンブル性が高い機器やゲームを求めるようになる、その結果、より強い刺激を求めるようになります。

(4)禁断症状が出る
 無理にやめようとすると何らかの症状が出ます。アルコール依存で、お酒が切れたときに、手が震えたりイライラしたりするのが典型例です。

(5)生活の中心になっている
 ゲーム(ネット)依存なら、ゲームが何にも増して優先されます。一日の生活で、まずゲームの時間を確保し、その他の活動は二の次となります。

(6)再発する
 意を決してお酒などをやめたとしても、その後、また飲んでしまうと、すぐに以前と同じような過度な飲み方に戻ってしまいます。

(文/近藤昭彦)


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