そして「季節の移り変わりや、人の心の繊細な動き、生きるということの切なさ、儚さ、美しさに関する日本人の感性を集大成したとも言える万葉集から綿々と続く、日本の『もののあはれ』のこころを象徴する元号になったのではないか」と歓迎した。

 首相官邸の公式アカウントでは新元号の公表と安倍晋三首相の談話をライブ配信。新元号の公表は46万人以上が歴史的な瞬間を見守った。

 安倍首相は1日朝、首相官邸で記者団に「希望に満ちあふれた新しい時代につながるような新元号を決定したい」と語り、ノーベル賞受賞者の山中伸弥・京大教授ら各界の有識者9人に意見を聴く「元号に関する懇談会」が午前9時半ごろから、首相官邸で行われていた。