新婚でも四面楚歌が続くベッキー(c)朝日新聞社
新婚でも四面楚歌が続くベッキー(c)朝日新聞社

 2月に読売ジャイアンツの2軍内野守備走塁コーチ・片岡治大氏(36)との結婚を発表したタレントのベッキー(35)。「週刊文春」にスクープされた川谷絵音(30)との秘められた熱愛、通称“ゲス不倫”から3年、禊も済ませやっと幸せを手にしたのかと思われたが、実際にはまだまだ風当たりが強いようだ。スポーツ紙の芸能担当記者は次のように語る。

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「ベッキーさんが自身のSNSで結婚を発表する直前、『ヒルナンデス!』と『行列のできる法律相談所』(ともに日本テレビ)に出演したのですが、日テレに多数の抗議電話があったそうです。ゲス不倫から3年が経過し、本人も事務所スタッフも『もう禊は済んだ』という認識でのキャスティングだったようですが、世間の風はまだ厳しいようです。騒動以降、年末の『笑ってはいけないアメリカンポリス』(日本テレビ)で禊のタイキックを受けたり、『ゴッドタン』(テレビ東京)のマジ歌選手権で『ベッキーの好感度がない』という内容の唄を高らかに歌い上げたりしてきましたが、どれもこれも空回り気味。結婚しても視聴者、業界関係者がイマイチ祝福しないのは、そういった事情があるからだと思います」

ゲス不倫が明るみになって以降、数多くのレギュラー番組をすべて降板したベッキー。10本あったCMの違約金などで自ら4億円を支払ったとも言われている。あれから3年、大きな代償を払い、禊を済ませたといってもいいような気がするのだが……。テレビ情報誌の編集者は「禊とテレビ復帰は別の話」と断言する。

「同じく不倫がバレた矢口真里(36)さんもそうですが、一度、ダーティなイメージがついた女性タレントは、まず復活は難しい。男性タレントや芸人はそれをネタにバラエティに出られますが、女性でそれをやると火に油をそそぐ結果になるのです。結局『笑いにできないなら番組では使えない』という判断をされてしまう。先日もベッキーさんが『ノンストップ!』(フジテレビ)に出演した際、『新元号を予想する』というコーナー企画で彼女は『広心』と発表したのですが、これにネット民が総バッシング。『お前の悪行は広い心でも忘れ去られることはない』『旦那が不倫しても広い心で許してくれることだろう』と、揚げ足を取られまくってしまいました。ベッキーさんがかわいそうでなりません」

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藤原三星

藤原三星

ドラマ評論家・芸能ウェブライター。エンタメ業界に潜伏し、独自の人脈で半歩踏み込んだ芸能記事を書き続ける。『NEWSポストセブン』『Business Journal』などでも執筆中。

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