42歳で電撃結婚、翌年には高齢出産。激動2年を経た女優・水野美紀さんが、“母性”ホルモンに振り回され、育児に奮闘する日々を開けっぴろげにつづった連載「余力ゼロで生きてます」。今回はママたちとの交流と上腕二頭筋について。
【みんなが帰った後、台所にある玩具の数で遊びに来た人数がわかる…】
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週末、近所のママ友を自宅に招いて過ごす機会が増えた。
インフルエンザが猛威を振るう時期、人混みの中に出かけるのは感染のリスクが高い。それならお家で集まりましょう、と。
2歳の男児を抱え、第2子を妊娠中のママ友Aさん。
つわりが結構きついそうなのだが、旦那様は長期出張中。
体力ありあまる2歳の息子が、家でのんびりさせてくれるはずもなく、喜んで遊びに来てくれた。
朝の10時に集合して、子供たちを遊ばせながら一緒にお昼ご飯を作ろう、という作戦。
つわり中の彼女になるべくのんびりしてもらおうと考えていたのだが、しっかりもののAさんは、何と、マイエプロン持参で現れた。
とりあえず一服しましょ、とお茶を入れて、私たちはリビングで遊ぶ子供たちを眺めつつ腰をおろした。