プロ野球キャンプのAKB化で犠牲? 中日・松坂がファンと接触で右肩違和感の波紋 (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

プロ野球キャンプのAKB化で犠牲? 中日・松坂がファンと接触で右肩違和感の波紋

このエントリーをはてなブックマークに追加
春日哲也dot.

松坂大輔(c)朝日新聞社

松坂大輔(c)朝日新聞社

 中日・松坂大輔が春季キャンプ中にファンと接触した際、右腕を大きく引っ張られたことが原因で「右肩違和感」を訴えたことは大きな波紋を呼んだ。沖縄県内の病院で診断の結果は「右肩炎症」。キャッチボール再開のメドは立たず、開幕に間に合うかも微妙な状況だ。

【写真】乃木坂46・白石麻衣 ノーバン投球

 今回の件で問題視されたのがファンのマナーだ。球団が管理体制を徹底しなければいけないが、選手の腕を引っ張るファンの非常識な行動が実は珍しくない。ある選手は勝利後にスタンドの観客とハイタッチすることに怖さを覚えたという。

「こっちは歩きながらハイタッチするじゃないですか。そこでタッチじゃなくて手を握りしめられたので右腕が持っていかれる感覚になってヒヤッとした。松坂さんの件も他人事ではないですよ」

 ファンあってのプロ野球であることが誰もが認識している。だが、選手とファンの距離が近いとリスクも生じやすい。セ・リーグの球団OBはこう指摘する。

「今の選手たちはファンサービスで色々しなきゃいけないから大変だよ。昔みたいにグラウンドのプレーで魅せるのがプロ野球選手という考え方は古いかもしれないけど、今はファンとの距離が近すぎるように感じるね」

 実際にファンサービスによるトラブルが近年目立っている。選手のサインボールをオークションサイトで高値で転売したり、サインは一人一枚と呼びかけているにもかかわらず同じ男性が何度も並んで選手から注意を受けることもあった。

 選手がツイッターやブログなどSNSで自身の意見やファッションなどを発信するようになり、ファンにとってプロ野球選手の概念も変わってきている。一昔前のような近寄りがたさがなく、AKB48のような「会えるアイドル」的な親近感を持って接している。


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

続きを読む

関連記事関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加
あわせて読みたい あわせて読みたい