プロ野球「平成最強助っ人」は誰だ!<セ・リーグ編>

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 平成が終わる。新たな時代を迎える前に、今一度「平成30年」の日本プロ野球を振り返ると、そこには多くの外国人選手たちがいた。時代を彩った魅力溢れる男たち。1989年(平成元年)以降に在籍した“平成最強助っ人”を球団別に選出したい。

■広島
ルイス・ロペス

 今でこそ黄金時代を謳歌するカープだが、平成3年の1991年のリーグ優勝を最後に徐々にチーム力を落とし、1998年からは15年連続Bクラスという長期低迷に陥った。その中で奮闘したのが、ルイス・ロペス(在籍:96、97、00~02年)だった。

 来日当初の期待は高くなかったが、開幕前の打撃改造で大変身。1年目に打率.312、25本塁打、109打点、2年目も打率.320、30本塁打、112打点の好成績を残し、2年連続で打点王にも輝いた。その後一度は退団したが、00年途中に復帰すると、翌01年には再び「3割30本100打点」を達成(打率.308、32本塁打、100打点)した。02年に試合中のトラブルから謹慎、途中退団と後味が悪かったが、成績的には最強にふさわしい。

 その他、アンディ・シーツ(在籍:03、04年)、グレッグ・ラロッカ(在籍:04、05年)の野手陣に、2年連続で2ケタ勝利&防御率2点台の安定感で「神様、仏様、ルイス様」と崇められたコルビー・ルイス(在籍:08、09年)も印象的。昨季まで7年間にわたって在籍して愛し愛されたブラッド・エルドレッド(在籍:12~18年)も忘れてはいけない。そして16年に外国人として史上2人目の沢村賞に輝いたクリス・ジョンソン(在籍:15年~)は、今後の活躍次第で文句なしの最強助っ人になるかも知れない。

■ヤクルト
ロベルト・ペタジーニ

 ヤクルトは優良助っ人の宝庫だと言っていい。昭和の最後にボブ・ホーナーというインパクト大の助っ人が来日したが、平成に入ってからもジャック・ハウエル(在籍:92~94年)が92年に、トーマス・オマリー(在籍:95、96年)が95年にシーズンMVPに輝くなど活躍。アレックス・ラミレス(在籍:01~07年)、林昌勇(在籍:08~12年)も最強クラスの活躍を見せた。

 だが、彼らの中で一人だけを挙げるなら、ロベルト・ペタジーニ(在籍:99~02年)を推したい。来日1年目から圧倒的な存在感を放ち、打率.325、44本塁打、112打点という傑出した成績で巨人・松井秀喜との本塁打王争いにも勝利。2年目以降も打ちまくり、01年には打率.322、39本塁打、127打点の活躍で2度目の本塁打王と打点王に輝き、リーグ優勝と日本一に大きく貢献、自身はシーズンMVPを獲得した。在籍4年間で通算打率.321で計160本塁打。その後、巨人でも活躍したが、ヤクルト時代には及ばない。ウラティミール・バレンティン(在籍:11年~)が13年に日本記録となるシーズン60本塁打を放って甲乙付け難い面があるが、安定感を考えるとペタジーニに軍配が上がるだろう。


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