森保ジャパン、アジア王者に王手…正守護神はなぜ権田修一なのか? (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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森保ジャパン、アジア王者に王手…正守護神はなぜ権田修一なのか?

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元川悦子dot.
アジア杯でも不安定なプレーを露見している権田だが……(写真:getty Images)

アジア杯でも不安定なプレーを露見している権田だが……(写真:getty Images)

「僕以外の選手はパーフェクトな試合だったと言えるし、ホントに今日はすごかった。ただ、僕自身はスッキリと『よかったです』とは言えない状況ですよね……」

 1月28日の2019年アジアカップ準決勝・イラン戦。5試合ぶりにスタメン復帰した大迫勇也の2発に、原口元気のダメ押しゴールで「アジア最強」と言われた相手を3-0で一蹴した日本代表の中で、守護神・権田修一だけは浮かない顔をしていた。それもそのはずだ。

 前半22分に遠藤航への中途半端な縦パスをイラン主将のアシュカン・デジャガに拾われ、エースFWサルダル・アズムンに決定機を作られるミスを犯していた。カバーに行った柴崎岳もかわされ、フリーになったシュートを最終的に権田自身が防いだものの、これが決まっていたら、試合の行方はどうなっていたか分からなかった……。

 今大会に入ってからの権田は1月9日の初戦・トルクメニスタン戦を皮切りに正GKに君臨。大幅なメンバー変更に踏み切った17日のウズベキスタン戦以外の全5試合に出場してきた。2010年南アフリカ、2014年ブラジル、2018年ロシアのワールドカップ3大会連続でゴールマウスを守った川島永嗣が、森保一監督体制では招集見送りとなり、2018年の親善試合5戦ではGKは権田と東口順昭、シュミット・ダニエルが入れ替わるように先発。3人が横一線状態にいると見られていたが、アジアカップという大舞台を前に指揮官は権田を指名した。毎試合のように不安定なシーンを見せる彼を頑として変えることなく、大きな信頼を寄せ続けてきた。

 その要因として考えられるのは、権田が数々の国際舞台を踏んできたこと。FC東京U-15に在籍した頃から日の丸をつけてきた守護神はジュニアユース、ユース、五輪と全ての年代別代表のアジア最終予選を経験。2004年AFC・U-16選手権、2008年AFC・U-19選手権では世界切符を逃したが、2012年ロンドン五輪は出場権を獲得。本大会ベスト4入りを果たしている。



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