定年までに「副業」をやっておくべき3つの理由 50代の“定活” (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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定年までに「副業」をやっておくべき3つの理由 50代の“定活”

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経済コンサルタントの大江英樹氏(撮影/写真部・小原雄輝)

経済コンサルタントの大江英樹氏(撮影/写真部・小原雄輝)

■定年後は好きなことをやろう!

 次に「自分の好きなことができる」ことです。会社の仕事は組織の一員としての業務ですから、好むと好まざるとにかかわらず、指示されたことはやらなければなりません。つまり、会社の仕事の多くは「ねばならない仕事」なのです。でも副業は違います。自分の「やりたいこと」をやればいいからです。

 50代になってくると、会社での先行きも見えてきますから、自分の評価ばかりを気にして、やりたいことを我慢する必要はありません。たとえ周りからどう思われようと自分のやりたいことを副業としてやればいいのです。

■会社外での人脈が大事

 三つ目に、会社の外に今までにはない新しい人脈ができる、これも副業で生まれる大きなメリットだと思います。多くの人が勘違いしているのですが、「人脈」とは単に知り合いが多いということではありません。あなたの能力を理解し、把握している人が人脈なのです。

 会社にいる内は、上司や部下があなたにとっての人脈ですが、会社を辞めるとその人脈は消滅します。だからこそ、副業で会社の外に人脈を作っておくことが大切なのです。

 仮に副業がそれほどうまくいかなくても、それを通じてできた人脈が新しい仕事につながったり、今の自分の仕事に生かせたりということも十分あり得ます。定年後に大切なのは人とのつながりです。定年を控えた50代にとって、新しい人脈ができることのメリットは計り知れません。

 このように副業にはいくつものメリットがあります。定年前の50代から積極的に「定活」をやっていくべきだと思います。

<プロフィール>
大江英樹(おおえ・ひでき)
経済コラムニスト。専門分野はシニア層のライフプランニング、資産運用及び確定拠出年金、行動経済学等。大手証券会社で定年まで勤務した後に独立。書籍やコラム執筆のかたわら、全国で年間130回を超える講演をこなす。


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