だが、はじめての服役は過酷なものだったようで、麻由容疑者は沖縄刑務所に欠かさず面会にいっていたという。

「ゲッソリとやせてしまい、刑務所に行く前とはまったくの別人になってしまった。刑務所ではイジメがきつくて、精神的にも参っている。けど、もう少しで出所できるので待ちわびていた。2人が離婚しているなんて、知らなかった」(知人)

 羽賀受刑者は、1月末にも仮釈放されるのではないかとみられていた中での、よもやの逮捕だった。

 一方、羽賀受刑者に騙された会社経営者は、かねてからこう訴えていた。

「羽賀受刑者のために、いわばタニマチとして芸能活動や投資事業にどれほど尽くしてきたか。損害賠償を求めているお金だけではないものを、彼のためにつぎ込んで、応援していた。それも無担保、無利息のものもありました。それなりに誠意ある対応してくれたら、こんな事件にはならなかった。恩を仇で返された」

 タレント時代は、梅宮アンナとの交際で「誠意」を連発して人気者となった羽賀受刑者。

 服役後は、芸能界に再起かとも噂されていたという。

 だが、塀の向こうでも「誠意」なき行動で、それもフイになってしまったようだ。(取材班)