竹田恒和JOC会長の潔白会見はわずか7分「逃げ恥」作戦に記者から怒りの声噴出 (2/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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竹田恒和JOC会長の潔白会見はわずか7分「逃げ恥」作戦に記者から怒りの声噴出

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西岡千史dot.
日本オリンピック委員会の竹田恒和会長(撮影/西岡千史)

日本オリンピック委員会の竹田恒和会長(撮影/西岡千史)

記者会見ではJOCの調査報告書が配布されたが、2016年8月に公表されたものだった

記者会見ではJOCの調査報告書が配布されたが、2016年8月に公表されたものだった

 杓子定規の説明に、記者からは「これは記者会見じゃなくて、アピールでしょ」といった嘆きの声も。また、会場にはロイターなど海外メディアの記者も参加していた。日産自動車のカルロス・ゴーン前会長の逮捕を巡る騒動で、東京地検特捜部が逮捕容疑についてちゃんとした説明をしないことから世界中で日本の司法制度に批判の目が集まっているなか、またもや「不思議な国・ニッポン」を印象付けた形になった。

■竹田恒和会長の会見内容全文

 本日は、2014年までにすでに解散してしまった東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会の元理事長として会見をさせていただきます。あらためまして、お忙しいところお集まりいただき、ありがとうございます。

 本件は招致委員会とシンガポールのコンサルティング会社ブラック・タイディングズ社との間で取り交わされた2つのコンサル担当業務に関するものであります。

 これら2つのコンサルタント契約は、通常の承認手続きに従い、締結されたものです。2つの契約に関する稟議書は通常の承認手続きを経て、最後に回覧され、私が押印しました。私の前にはすでに数名が押印しておりました。これらの契約内容は、ロビー活動および、関連する情報を収集するコンサルタント業務の委託になります。

 これらの契約につき、私は国会の衆参両院の予算委員会をはじめとする各委員会に呼ばれ、私は招致委員会元理事長の立場で参考人として説明をいたしました。質疑に対応するため、私は実務の詳細につき、国、および都から派遣された招致委員会当時の職員などに実態を確認し、報告をさせていただきました。

 招致委員会事務局は、主として、国と都から多くの人材を派遣いただいてオールジャパン体制で業務を行っておりました。国会においては、その後、本件に対してさらなる追及はありません。

 さらにJOCは、第三者により外部の弁護士、公認会計士による調査チームを設置し、のべ37名の関係者を対象に私が署名に至った経緯につき、綿密なヒアリング調査を行いました。調査報告書は、ブラック・タイディングズ社とのコンサルタント契約は適正な承認手続きを経て締結されたものと確認されております。

 承認手続きにおいて、担当者が取り引きの概要説明を記載した書面の稟議書を起案し、その上司が順次承認したうえで、理事長だった私に承認を求めるものであります。


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