「NGTの対応は不可解」山口真帆さん暴行被害“告発”で識者から疑問の声 (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「NGTの対応は不可解」山口真帆さん暴行被害“告発”で識者から疑問の声

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金城珠代dot.

山口真帆さん(中央)(c)朝日新聞社

山口真帆さん(中央)(c)朝日新聞社

「今回の件にどのような背景があるのかわかりませんが、SNSで動画をアップするという行為には運営に対して著しい不満を抱えている可能性があります。事件後の心のケアも含めて、不安や不満を受け止められてないのかもしれません」(佐藤弁護士)

 16歳から地下アイドルとして活動し『職業としての地下アイドル』(朝日新聞出版)などの著書がある、ライターの姫乃たまさんは「大手の運営会社なのに、1ヶ月も対処されないのは疑問」と指摘する。

 地下アイドルの場合、泣き寝入りしてしまうケースも多いが、運営側の組織も小さいため、アイドル自身が身を守るためにトラブルをSNSで告発するのが当たり前なのだという。

「誰に何をされたのか、運営側の人とのLINEのやり取りもスクリーンショットを撮ってツイッターにアップする子が多いですね。運営側も告発されることに危機感を持っていて、すぐに声明を出したり、間違いがあれば指摘して泥仕合になることもあります。謝罪したり、責任を取ってグループを解散するということもよくあります。メジャーなアイドルは関係者も多く、個々の勝手な行動が許されないので悪化したのかと思いますが、いずれにしてもここまで対処されなかったのは問題だと思います」

 また、姫乃さんは今回の件を受けて「ファンがアイドルを襲う事件が誘発されるのでは」と危惧する。

「アイドルのセキュリティーには限界があります。ライブやイベントなど何時にどこに行くのかという情報は公開されている状態なので、アイドル本人ができることはSNSの写真の背景で自宅が特定されないようにするぐらい。私の周りにもファンにストーカーされて活動を辞めざるを得ない子もいました。それでも現場では、ファン同士で新規の人に声をかけあったり、危険そうな人がいたらみんなで警戒したり、自浄作用が働いています。しかし、そうしたファンの健気な姿勢を“押しが弱い”と勘違いしたコミュニティーの外にいる人が、横入りしてアイドルのプライベートに踏み込もうとすることを考えると本当に怖いです」

 NGT48は10日午後6時半から3周年記念のライブを予定している。何か語られるのだろうか。


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